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一般撮影(エックス線撮影)検査

一般撮影とは

胸部や腹部をはじめ、頭部や四肢骨等に対してX線を利用して撮影する検査のことで、単純撮影とも
いわれます。他の放射線検査と比較して、簡便かつ迅速に画像を提供することができます。

検査方法と流れ

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検査の順番になったら、検査室または更衣室にご案内します。
撮影する範囲に金具やプラスチック等がある場合、検査着に着替えていただく場合があります。
撮影準備を整え、再度本人確認をさせていただき、検査となります。

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診断目的により異なりますが、1部位につき2方向から4方向程度の撮影を行います。
体位変換や微調整をする際は、身体に触れる場合があります。
撮影中は部位や目的により呼吸の合図に合わせていただく場合があります。ご協力をお願いいたします。

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体勢保持や立っていることが困難な場合は、担当技師が介助させていただきます。
胸部撮影の場合、背中の後ろに読み取り装置を入れることで、車椅子に座ったままでの撮影が可能です。
身体への負担が少なくなるよう臨機応変に対応させていただきますので、
撮影時の体勢がつらい時はお申し出ください。

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装置一覧

一般撮影室は、3部屋あります。全部屋に立位撮影用・臥位撮影用の装置があります。
下肢全長用の装置がある部屋もあります。

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パントモ撮影

装置が顔の周囲を回転し、口の中全体を撮影します。この検査では、歯全体と顎関節を主とした口腔内を
描出しています。
大臼歯(親知らず)の生え方や、歯並び、歯周炎の有無の確認ができます。また手術で全身麻酔を行う際にも撮影を行います。 

検査方法と流れ

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本人確認の後、入れ歯、ピアス、ヘアピン等付いてないか確認します。
検査中はマウスピースを前歯で噛んでいただき、上下の歯の重なりを防ぎます。額と顎を装置で固定し撮影します。
車椅子や椅子に座った状態でも検査ができます。立っていることが困難な時はお申し出ください。
検査時間は5分から10分程度です。

※撮影中は頭が動きやすいため、担当技師が固定しながら撮影を行う場合があります。
 その際は一声かけてから固定をさせていただきます。

ご理解とご協力をお願い致します。
検査中にご気分が悪くなった際には、遠慮せずお申し出ください。

回診用(ポータブル)X線撮影とは

当院では主に救急外来や入院病棟にて使用しています。救急外来では胸部や腹部、骨折疑いの患者様に多く撮影します。
病棟では手術後の患者様が多いICU(集中治療室)、HCU(高度治療室)、SCU(脳卒中集中治療室)、NICU(新生児集中治療室)での経過観察や、一般撮影室での撮影が困難な場合に病室で撮影を行います。ポータブル撮影とも言われており、装置は病室でも動かせるようにコンパクトな作りになっています。
一般撮影と同様に目的とする部位にX線を当てることで、体内を透過させ画像を描出します。

検査方法と流れ

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検査の説明をさせていただき、胸部撮影時は読み取り装置を背中の後ろに入れ、撮影します。
検査時間は5分から20分程度です。

注意事項  

・ポータブル装置の移動時に接触しそうな物は、一声かけてから動かす場合があります。
・お付き添いの方につきましては検査中、一時退出をお願いする場合があります。

ご理解とご協力をお願いいたします。
検査中にご気分が悪くなった際には、遠慮せずお申し出ください。

 

装置一覧 

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