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救急受診のご案内

トリアージフロー

当院救命救急センターでは、医師の診察を受ける前に、必ず看護師による問診を受けていただいております。これは「トリアージ」(選別)というもので患者さんの重症度や状態を把握し、診療の緊急性を判断したうえで、適切に対応することを目的としています。

小児の救急診療について

当院の救急医療センターでは、しんじゅく夜間こども診療室の時間帯(平日19時00分から21時30分受付まで、土・日・祝日18時00分から21時30分受付まで)を除いて、休日・夜間の小児の救急受診(救急搬送を除く一次救急診療)には対応しておりません。

直接お出で頂いても受診できませんのでご注意ください。

当院の小児科で現在診療中の患者さまにつきましては、まず電話でご相談頂いた上で小児科オンコール当番医が対応いたします。その際も休日・夜間帯には小児科医が院内に在駐してはおりませんので、緊急の対応は出来ず、またお待たせする可能性があることをご承知おき下さい。

院内トリアージとは?

救急外来や夜間外来には、さまざまな患者さんが診察に来られます。

そして、当院の救急医療センターでは、来院した患者さんは全て診察することを原則としています。

本来、診察は来院順に行いますが、なかには一刻も猶予もない緊急を要する状態の患者さんが潜んでいることがあり、早急に発見し対応しなければなりません。なぜなら、それは生命の危機に繋がることだからです。

当院では、救急センターを受診された患者さんに対して、まず訓練された看護師(トリアージナース)が病状をききます。そこで症状の緊急度・重症度等を判断し、すぐに医師の診察が必要か決定します。この過程を「トリアージ」と呼び 、トリアージによって決定された緊急度に従い、診察の順番が決まります。救急センターにとって最も重要なことは、「早急な診察・治療が必要な患者に遅滞なく、精度の高い診察・治療を行うこと」だと考えます。そのためには、トリアージというシステムが必要不可欠です。

皆様のご理解とご協力をお願いします。

待ち時間について

待ち時間は様々な要因で変化します。患者が多い時でも、重い症状ならば、すぐに診察が行われます。しかし、症状が軽い場合や、患者が多い時期、症状の重い患者の治療を行っている場合など、待ち時間が長くなることがあります。なお、診察を待っている間に症状の変化があった場合は、トリアージナースにすぐに伝えてください。

診察から帰宅あるいは入院まで

診察は救急センター外来診療担当医が行います。診察の結果、帰宅可能と判断することも、症状によっては専門医診察や入院が必要なこともあります。

入院治療が必要な場合は入院治療担当医が診療を引き継ぎます。

時間外選定療養費について

当院では、診療時間外に受診された場合、初診・再診を問わず、時間外選定療養費として11,000円のご負担が必要となりますので、あらかじめご了承ください。

ただし、以下の場合を除きます。

  • 受診後そのまま入院する場合
  • 救急外来受診のための紹介状をお持ちになった場合
  • 交通事故や労災、公務災害で受傷された直後に受診された場合
  • しんじゅく夜間こども診療室(受付は21時30分まで)に受診された場合
  • 当院医師より救急外来の受診指示が事前にあった場合 など