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被ばくとは
放射線被ばく(医療被ばく)について
放射線被ばくについて
「放射線検査を受けて下さい。」と医師から言われて、真っ先に気になることが「放射線による被ばく」についてだと思います。色々と考えて、不安が募ってしまう方もいらっしゃると思います。
しかし、不安に思う必要はありません。
診療科の医師は、まず症状にあわせて最適な検査を選択します。つまり、病気を知るうえで必要な検査と
いうことです。そして、私たち診療放射線技師が検査での被ばく線量を
しっかりと管理しています。被ばく線量が大きくなると、体に症状として
現れてしまうことがあるので、それに至らない最適な量で検査を行えるよう
日々努めています。安心して検査を受けてください。
※何か不安がある場合は、気兼ねなく医師または診療放射線技師まで
お尋ねください。
胎児への影響について
妊娠中の放射線被ばくは、胎児に影響を及ぼす場合がありますが、胸部単純撮影など微量の放射線しか
使用しない検査では、胎児に影響がでることはありません。
必ず妊娠が分かった時点で、必ず担当の医師または、検査を担当する
診療放射線技師にお申し出ください。
検査内容や種類の変更や撮影時の工夫により、胎児への被ばくを減らすことが可能です。
小児の放射線被ばくについて
小児は成人より体格が小さく「放射線感受性が高い」つまり、成人より「放射線の影響を受けやすい」と
されています。被ばくを伴う検査は必要最低限にし、可能な限り少ない被ばく線量で検査を行うため、
家族の協力がとても重要となります。
お子様にとって検査室は、何をされるか分からない怖い場所と思ってしまいがちです。
まず、わかる範囲で検査の説明をしてあげてください。
そして、検査中も必要に応じて立ち会っていただく場合があります。
ご協力をお願い致します。
放射線被ばく管理について
当院で行われた医療被ばくを伴う検査のうち、CT検査や核医学検査等の被ばく線量は線量管理システムに
記録されています。
線量管理システムに集められた被ばく線量は解析し、適切な線量で検査が行われているか診療放射線技師が管理をしています。