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生化学検査室
生化学検査の仕事
患者さんから採取された血液や尿、体液などを用いて、生化学的成分(肝機能検査、腎機能検査、脂質検査、糖代謝検査、電解質など)や免疫学的成分(免疫グロブリンなど)の分析を行います。これらの検査は病気の診断、治療効果、経過観察には重要で、「正確で、迅速な報告」を目標に掲げ、24時間対応で取り組んでいます。
検査項目
TP(蛋白)、AST、ALT、LD、ALP、γ-GT、CK、CK-MB、AMY、TG、T-CHO、HDL-CHO、LDL-CHO、BUN(尿素)、CRE(クレアチニン)、UA(尿酸)、Na、K、Cl、GLU(血糖)、CRP、NH 3(アンモニア)、IgG、IgM、IgAなど。
検体前処理搬送
CLINILOGV4A&T社製
ここで検体が分注され、それぞれの測定機器に搬送されます。また、元の検体は接続されている冷蔵庫内に保管されます。
生化学分析
LABOSPECT008α 日立ハイテク社製
電解質、酵素、蛋白、糖、脂質などの各種生化学成分を分析測定し、各種臓器の機能評価や生活習慣病の発見などにつながる検査です。
ヘモグロビンA1c検査
ADAMS A1c HA-8182α ARKRAY社製
HbA1c(ヘモグロビンA1c)は過去1~2カ月の平均的な血糖値を反映し、高血糖状態が続くと高くなります。糖尿病での血糖値の管理に有用な検査です。
血液ガス検査
ABL-90FLEXplus&RADIOMETER社製
血液ガスは血液中の酸素や二酸化炭素などの濃度や比率を分析する検査です。血液ガスは、主に「心不全」や「呼吸不全」などの気管支系疾患の可能性が検討される際に検査が行われます。