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診療のご案内

当科の特徴

あらゆる脊椎疾患に対応します。

脊椎疾患でお困りであれば、なんでもまずはご相談ください。

子供から大人まで、加齢性の病気、先天性の病気、せぼねの変形、脊髄の異常、腫瘍など東京大学での10年以上の経験から多くの疾患に対応いたします。

症例によって他科や他院と連携するものもありますが、方針はご相談できます。

脊椎疾患で最も大切な「正しい診断」にこだわります。

脊椎は同じような骨や神経が並んだ構造をしており、お困りの症状の原因と部位を正確に診断することが、治療がうまくいく最大のポイントです。

レントゲンやMRIなどの画像は参考になりますが、患者さんの症状の正確な把握が何より必要です。

患者さんそれぞれに最適な治療を提供することを心がけます。

同じ症状で同じ検査の結果であっても、患者さんの生活スタイルや求めるものが違えば治療方針も違うものになります。

内服やブロック、装具などの手術以外の治療はもちろん、最新機器での低侵襲な脊椎内視鏡治療や固定術から側弯症の変形矯正、腫瘍の切除など多くの治療技術の中から患者さんそれぞれに最適な治療をご提案できるようにしています。

できる限り固定術を行わずに自然なせぼねの動きを残せるように工夫しています。


What's New

2023年8月 頚椎手術の負担軽減

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頚髄症や頚椎OPLLに対して一般的な手術である頚椎椎弓形成術を行なうときに、従来は筋肉を骨から剥がして骨を削っていましたが、筋肉の間から操作することでほとんど筋肉を切らないで骨を削るようにしています。体格や筋量がしっかりしている症例では難しい場合もありますが、手術の侵襲を少なくできるように工夫しております。


2023年5月 CAD(コンピューター支援デザイン)による側弯症装具のサイズ計測、装具設計をはじめました。

従来:石膏ギプスを体に巻いてサイズ計測→手作業で装具を作成

CAD:3Dカメラを使って体型を短時間で計測→専用のコンピュータ上でシミュレーションして装具の形を決定、作成

精度が高いため従来のものより装着感が良いことが特徴で、より確実な矯正も期待されます(Karavidas,2019)。
装具治療では、装具の装着時間が最も大切なため、より快適に治療が続けられるようにできる限りサポートしたいと思います。
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2023年4月 脊椎外科を開設しました。

脊椎内視鏡認定医による腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアに対する低侵襲な内視鏡手術を行なっています。

また、手足の動きが悪くなる頚髄症に対する頚椎椎弓形成術の際に、術直後あるいは長期的な頚部痛を少しでも減らすため、通常切離している筋肉を極力温存するオリジナルの方法を行なっています。