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対象にしている病気1

緑内障

開放隅角緑内障

開放隅角緑内障は最近では正常眼圧緑内障が大部分をしめています。視神経乳頭が萎縮・陥凹し、視野障害が進行し、放置すると失明の原因となります。緑内障は現在の視覚障害の第1位です。点眼薬で加療しますが、進行する場合には手術が必要になることもあります。症状なく進行しますので、人間ドックなどでの検査が重要です。

閉塞隅角緑内障

狭隅角の場合に発作を起こして発症します。視力低下・充血・眼痛・頭痛・嘔吐などの症状が起こります。放置すると失明につながります。早期に治療が必要です。

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左:視神経乳頭萎縮・陥凹 右:ハンフリー視野

黄斑円孔

視力低下と中心暗点などが起こります。治療としては硝子体手術を行います。

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右:光干渉断層計(OCT)検査

黄斑上膜

視力低下・変視症といった症状がある場合には硝子体手術を行います。

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硝子体出血

いろいろな原因で起こります。適応があれば硝子体手術を行います。

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裂孔原性網膜剥離

網膜に裂孔が形成されて網膜が剥離します。進行すると増殖硝子体網膜症となります。手術後によい視力をえるためには早期の手術が必要となります。網膜剥離を起こす危険性の高い網膜裂孔で、まだ網膜剥離の起きていない場合は、予防的に網膜光凝固術(レーザー)を行います。

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白内障

白内障とは眼の中の水晶体(レンズ)の混濁です。見にくくなったら手術を行います。

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加齢黄斑変性

フルオレセイン蛍光眼底造影検査、インドシアニングリーン(ICG)蛍光眼底造影検査、光干渉断層計(OCT)検査などを施行し、病態に応じて経過観察、光線力学的療法(PDT)、抗VEGF抗体硝子体内注射、レーザー治療、硝子体手術などを行います

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黄斑浮腫

糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症など様々な疾患に合併します。適応を判断し硝子体手術や網膜光凝固(レーザー)、ステロイド薬の注射などを行います。

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光干渉断層計(OCT)検査

左:硝子体手術術前 右:硝子体手術術後