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がん・生殖医療

生殖チーム

がん治療と生殖医療との両立を目指してがん患者さんが子どもをもつことを支援しています。
病気の診断を受けた直後は、治療のことだけでなく、暮らしのこと、家族のこと、仕事のこと、お金のことなど様々なことを短期間に決定しなくてはならず、患者さんには非常に大きな負担がかかることと思います。生殖チームのメンバーがカウンセリングを行い、患者さんやご家族の気持ちやご希望をお聞きします。病気の状況を考慮しつつ、患者さんにとって最適な方法を一緒に考えますので、いつでもご相談ください。

<メンバー>
産婦人科医師、不妊症看護認定看護師、胚培養士

妊孕性について詳細は、国立がん研究センターがん情報サービスをご覧ください。

がん・生殖医療の対象となる方

今後受ける治療が妊孕性に影響する可能性がある方に対して行われます。病気の状態や予後によっては妊孕性温存が難しいと判断される場合もあります。病気の治療を受けることが優先されるため、必ずしもご希望に添えることができないこともありますが、将来子どもをもつことについて考えている方は、担当医に「自分が受ける治療が妊孕性に影響するか」「治療後の見通し」など確認しましょう。妊孕性温存を検討する場合は一度生殖内分泌外来を受診していただきます。妊孕性温存について気持ちが決まっていなくても、どんなことでもいつでもご相談できますので、周りのスタッフにお声かけください。

NCGMで行っているがん・生殖医療について

NCGMで行っているがん・生殖医療は、以下の3つです。

<女性の場合>
・受精卵凍結(パートナーがいる場合)
・未受精卵凍結

<男性の場合>
・精子凍結
 *卵巣組織凍結については他院にご紹介しています。
 *いずれも約2週間かかります。場合によっては再採取となることもあります。
 *病気の治療開始のタイミングなどがん治療医と相談しながら進めてまいります。

  • 費用について

がん・生殖医療はすべて自費診療となります。治療内容や期間、回数によって費用は異なりますので、詳細は生殖チームにお問合せください。

  • 生殖内分泌外来の予約のとり方

生殖内分泌外来を受診するためには、まずがん治療医にご相談ください。
がん治療医からの紹介がない場合には予約を取りかねますのでご了承ください。
なお、受診予約は当院でがん治療を受ける方に限定しております。

  • 相談窓口

知りたいこと、心配なこと、気がかりなことなどありましたら周りの医療スタッフにお声かけいただくか、がん相談支援センターにご相談ください。