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おしらせ
がん相談支援センター
がん相談支援センターでは、がんを抱える患者さんやご家族など、当院をかかりつけにしているかどうかを問わず、専門の相談員(ソーシャルワーカー・看護師)が相談に応じています。まずは、がんに関わるさまざまな心配ごと、困っていることについてお話を伺い、課題を整理させていただきながら解決・軽減のお手伝いをします。相談の内容によっては他の専門家への相談を勧めさせていただきます。診断される、または治療が始まると先の生活のことが不安になります。そのような時には気軽に声をかけてください。相談の内容につきましては患者さん・ご家族の不利益にならないよう配慮いたします。
パンフレットはこちら(PDF)をクリックしてください。
たとえば
- がんかもしれないといった症状があるが病院に行くのが怖い。
- がんの治療について不安なことがある。
- 治療や検査のことを知りたい。
- セカンドオピニオンについて知りたい。
- 緩和ケアとはどのようなものだろうか。
- 医療費や生活費のことが心配。
- 学校生活のことをどうしたらいいかわからない。
- これからの仕事や生活のことが心配。
- 自宅での療養や介護のことが心配。
- 家族として患者へどのように接したらいいか。
- 家族に自分の病気のことをどう伝えたらいいか。
※ 医学的判断が必要となるような個別の治療や病状についてのご質問、ご相談には応じることができませんので、あらかじめご了承ください。
相談窓口
中央棟1階 がん相談支援センター受付
(総合医療相談カウンター内)
受付時間
平日 8:30~16:30
相談方法
直接窓口においでいただくかお電話をください。
ご相談は原則予約制とさせていただいております。
院内外問わず、がん患者さん、ご家族のご相談に対応致します。
メールやFAXによる相談には応じておりません。
電話番号
03-3202-7181(内線:2081)
ご案内
医療費や生活費に関する制度のご紹介
治療を継続することになったり、入院や手術が必要になると、医療費や生活費のことが心配になることがあります。その際に活用できる可能性のある制度を一部ご紹介します。対象者や利用できる条件などが異なりますので、詳細はそれぞれご確認ください。
- 高額療養費 PDF(69歳以下の方) PDF(70歳以上の方)
1ヶ月の医療費が高額(一定額以上)になった場合に、健康保険から払い戻しが受けられます。 - 小児慢性特定疾病の医療費助成 PDF
18歳未満で、慢性疾患(小児のがんなど)などで定められ程度の状態にある場合に、その病気の治療等にかかる医療費が助成されます。 - 税金の医療費控除 PDF
その年の1月1日から12月31日までの間に支払った医療費が一定額を超えるとき、所得控除を受けることができます。 - 傷病手当金 PDF
病気やけがの療養のために十分な給与が支払われないときに、健康保険から手当を受けることができます。 - 障害年金 PDF
けがや病気などにより障害を抱える方は、その状況によって年金が受けることができます。 - 雇用保険(基本手当) PDF
雇用保険に加入している方は、失業した場合や自己都合での退職にあたって手当を受けることができます。
がんに関する情報提供
がんに関する情報について、冊子やパンフレットなどをお持ち帰りいただけるようになっております(一部は閲覧のみ)。がん患者サロンでは、書籍の閲覧もできます。がん相談支援センターの窓口でお声をいただければ、必要な情報をお調べいたします。
がんゲノム医療について
「がん」は体の細胞の遺伝子が何らかの原因で傷ついておきる疾患です。遺伝子が変化して正常に働かなくなることで、細胞はコントロールを失い、「がん細胞」となって増殖をしたり転移をしたりします。なかには親から受け継いだ遺伝子の異常が原因で、体の細胞が「がん細胞」になりやすい性質を持っている場合があり、このようながんを「遺伝性腫瘍」といいます。
- がん遺伝子パネル検査は、数十から数百個の遺伝子の変化を一度に調べることのできる検査で、標準治療がないがんの患者さんに、がん細胞の遺伝子の変化をもとにし治療法を探るツールとして使われています。
「がんゲノム医療とがん遺伝子パネル検査」ウェブサイト
当院では各診療科でがん遺伝子パネル検査を行っていますので、まずは担当医にご相談ください。
➡がん総合診療センターがんゲノム科のページへ - また血縁者のなかでのがんの発生状況や、がん遺伝子パネル検査から遺伝性腫瘍の可能性が懸念される方は、「遺伝カウンセリング」で専門家に相談することができます。
当院では臨床ゲノム科で遺伝カウンセリングを受けることができます。
➡臨床ゲノム科のページへ
がん相談支援センターでは、がんゲノム医療に関する一般的な内容の相談にも応じています。