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受診までの流れ
遺伝カウンセリングや遺伝学的検査を適切に行うためには、病気や相談内容についてあらかじめ十分に検討し、準備をする必要があります。そのため当科外来は、完全予約制としています。患者さんが受診されている院内診療科(小児科・産婦人科・内科など)の主治医からの紹介を経て受診していただく形と、直接患者さんなどからお問い合わせをしていただく形の2種類があります。
ご予約
院内診療科の主治医にご相談いただくと、主治医が当科外来の申し込み(ご相談内容等の連絡)を行います。その申込書の内容について、遺伝カウンセリングと遺伝学的検査の方向性をスタッフが確認した後、外来予約をお取りいたします。また、ご要望によっては、患者さんなどの電話予約を直接受け付けられる場合もあります。
遺伝カウンセリング(初回の面談)
臨床遺伝専門医を中心とした遺伝専門スタッフが、病歴・家族歴をはじめ、診療に必要な情報をお聞きします。最新の医学的知識に基づいて情報提供し、今後の方針について選択肢を提示いたします。遺伝学的検査を受けるかどうかをご一緒に考え、ご相談者の選択の自由を尊重しながら、自己決定を支援いたします。
遺伝情報に基づく診断・治療・フォローアップ
必要に応じて、継続的な遺伝カウンセリングを行います。検査を受けられた場合には、その結果に関してわかりやすくご説明し、今後の方針・対応についてご相談します。また治療などが必要な場合には、他の診療科や医療機関、サポート組織などをご紹介いたします。