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国際協力
日本の臨床工学技士制度は、世界でも類を見ない医療機器全般を広く網羅する独自の国家資格制度です。多種多様な医療機器の点検整備(放射線関連を除く)のほか、機器操作に伴う診療への参加、病院内の医療機器整備など経営分野にも活躍の場があります。
NCGMでは、これら日本で蓄積された多くの技術を、医療水準的に先進国と差が出ている開発途上各国への技術移転し国際貢献することが、ミッションの1つとなっています。臨床工学科としても、東南アジア諸国を中心に渡航し現地での技術支援、各国の技術者を本邦に招き日本の医療機器管理技術を学んでもらうなど、医療後進国の発展に貢献すべく国際協力にも積極的に参加しています。
2022年7月のベトナム医療機器セミナー集合写真
ベトナム バックマイ病院 2019年研修生
ベトナム ホアビン省病院 透析センターRO装置
カンボジア コンポンスプ―州病院 ME室
カンボジア クメールソビエト友好病院 人工呼吸器
ベトナム バックマイ病院 人工呼吸器
最近5年間に実施、参加した主な国際協力事業
2016年
- ICA医療機材維持管理改善プロジェクト 「モルドバ国に対する医療機材管理体制の構築」
- ベトナム国ハノイにおける慢性腎臓病管理・透析の調査と質の向上に対する研究
- ASEANにおける透析医療の推進(マレーシアにおける展開モデル事業)
2017年
- アジアにおける放射線・検査・ME部門の技術支援事業:ME部門
- ベトナム国ハノイにおける慢性腎臓病管理・透析の調査と質の向上に対する研究
2018年
- JICA「インド国タミル・ナド州都市保健強化事業」プロジェクトの招へい事業
- カンボジアにおける医療器材開発事業
- バックマイ病院外科系チーム医療:臨床工学部門確立に向けた医療機器管理の技術支援事業
- 医療の質・安全に係る組織内連携促進のための看護師のマネジメント能力強化事業
2020年
- ベトナム3拠点病院に対する医療機器の安全管理技術支援事業
- マレーシアにおける透析医療の技術革新と臨床工学技士制度の導入事業
- ベトナムにおける医療安全推進のための院内組織体制強化事業
2021年
- 行政機関との連携によるベトナム基準に則した医療機器の安全管理技術支援事業
- マレーシアにおける透析医療の技術革新と臨床工学技士制度の導入事業
- フエ中央病院新型コロナウイルス感染症対応能力向上プロジェクト(JICAからの研修分野の協力要請)
2022年
- 行政機関との連携によるベトナム基準に則した医療機器の安全管理技術支援事業フェイズ2
- JICA ザンビア ルサカ郡総合病院運営管理能力強化プロジェクト