ペースメーカー外来

日本不整脈心電学会が認定する“植込み型心臓デバイス認定士”や“ペースメーカー/ ICD 関連情報担当者 （CDR認定）”、日本臨床工学技士会が認定する“不整脈治療専門臨床工学技士”などの資格を有する臨床工学技士が担当します。
新規に心臓ペースメーカーを植え込みされた患者さんの手術後の作動状況を退院時までチェックし、退院後も外来において定期的にペースメーカー本体の動作確認、リード特性の点検、心拍数や不整脈イベントの有無や頻度などもチェックしています。

外来でのペースメーカー・チェック

最近では、遠隔モニタリング機能を有するペースメーカーが使用されるケースも増え、これらの患者の日々のペースメーカー作動状況をオンラインで確認、評価し、緊急対応が必要なイベントがあった際は、担当医と連携し迅速かつ適切な対応ができるように努めています。
また、ペースメーカーが植え込まれている患者さんのMRI検査や内視鏡検査、各種手術などの際には、ペースメーカーがこれらの検査や治療の最中に誤作動を生じることがあるため、このようなケースでは我々が立ち会って治療や検査が安全に完了するまでチームの一員としてサポートしています。