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エイズ対策政策研究事業(長期療養体制班)
NCGMリハビリテーション科では、非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病患者さんのリハビリテーションの研究と支援をすすめてまいりました。
薬害の患者さんに対する支援は国立である当院の使命でもありますし、また、下記の研究班に所属する形で、様々な活動を行っております。
ここでは、ホームページをご覧の方のために、研究班で製作した資料の一部を、公開いたします。皆様のお役に立てれば幸いです。また、ACC救済医療室ホームページにも資料がございますのでご覧ください。
患者さんのための動画・情報
- 2024年9月28日開催の長期療養のためのイベントの講演動画(血友病HIV感染被害者の「長期療養と加齢」シリーズ15)
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2024年6月に開催された市民公開講座の動画が公開されました。荻窪病院の長尾梓先生の講演(関節エコーに注目)、当科藤谷の講演(今回はスポーツと血友病、股関節の動きについて)、当科理学療法士チーム作成の動画(当日全国13会場で実際に運動)がアップされています。
- 血友病・HIVHCV重複感染患者に対する外科診療ガイド2024
長崎大学江口晋先生代表の『血液製剤による HIV/HCV 重複感染患者に対する肝移植を含めた外科治療に関する研究』班 の外科診療ガイドです。 血友病とHIVのある症例の、腹部外科周術期管理について様々な視点から解説されている本邦初の診療ガイドです。 当科藤谷順子が分担研究者として参加し、プレリハ・術前後リハビリテーションの項目を執筆しています。 - WEB講演会「中高年血友病の足関節」講演動画(2023年3月12日)
- 「装具について教えて!」対談動画(2023年10月5日)
- 2023年9月30日開催の長期療養のためのオンラインイベント「日常のちょっとした工夫で生活を良くしよう!」講演動画
- 2023年6月3日の市民公開講座に事前に寄せられた多くの質問への回答が、はばたき福祉事業団のホームページで公開されています。
- 市民公開講座「なるほど!血友病ワークショップ2~関節を動かしてアクティブライフを!~」
2023年6月に開催された市民公開講座の「関節機能維持のためにできること」講演の動画と、「やってみよう 血友病エクササイズ」の2つの動画がアップされています。
日常生活の複合動作をテーマに、動画を新規撮影して製作したものです。ぜひご覧ください。 - 市民公開講座「なるほど!血友病ワークショップ~関節を動かしてアクティブライフを!~」
- 血友病性関節症予防ストレッチ「実践!からだイキイキ関節トレーニング」
- リハビリ検診でご提案した運動の復習動画集
- ゴムバンド体操(2022年8月新規掲載)
- 生活習慣病に効く運動 22分 動画は外部サイトにリンクします
これは令和3年10月9日のオンラインイベントにおけるリハ科の発表です。
オンラインイベント自体の報告はこちらをご覧ください。 - 悪いスクワットと良いスクワット 動画は外部サイトにリンクします
これは令和3年10月9日のオンラインイベントにおいて質疑応答でオンラインでお見せした動作を再収録したものです。 - 悪い四頭筋エクササイズと良い四頭筋エクササイズ 動画は外部サイトにリンクします
これは令和3年10月9日のオンラインイベントにおいて質疑応答でオンラインでお見せした動作を再収録したものです。 - 足関節用サポーターの紹介動画(令和3年 改訂)
- 関節に負担のかかりにくい生活動作の工夫(令和2年度)
医療関係者の方へ
- 中高年血友病患者の診療にあたって PT・OTのためのハンドブック
中高年の血友病患者さんが、四肢や体幹機能の低下が顕在化してきて、リハビリテーション医療の対象になる場合が少しずつ増えています。
本冊子は、そのような場合に備え、疾患の説明や対応上の留意点をまとめました。皆様のお役に立てば幸いです。
成果論文
- Kensuke Komatsu, Sota Kimura, Yoko Kiryu, Aki Watanabe, Ei Kinai, Shinichi Oka, Satoshi Kimura, Junko Fujitani, Mikiko Ogata, Ryogo Minamimoto, Masatoshi Hotta, Kota Yokoyama, Tomoyuki Noguchi, Koubun Imai. Prevalence and associated factors of low vigor in patients living with HIV and hemophilia in Japan: A cross-sectional observational study. Global Health and Medicine:p1~p9.doi.org/10.35772/ghm.2023.01108:Epub 2024 MAY 04.
- 山本克彦.HIV感染血友病患者のリハビリテーション.医療.Vol.77.No.6:pp439-444.12.2023.
- 小松賢亮、木村聡太、霧生瑤子、加藤温、岡慎一、藤谷順子.HIV感染血友病等患者のメンタルヘルスに関する文献レヴュー.日本エイズ学会誌Vol.25.No.1:pp33-41.2023
- Kikuchi K, Komachi T, Honma Y, Endo T, Watabe K, Yokomaku Y, Hashiba C, Yamamoto M, Nagayo Y, Ito T, Imamura J, Suzuki T, Fujitani J.Survey of motor function and activities of daily living in hemophilia patients with HIV.Global Health and Medicine.3(6):409-412,2021.
GHM Open, 2021. - Kikuchi K, Komachi T, Honma Y, ujitani J. Benefits of physical therapy for people living with hemophilia. Global Health and Medicine. 1(1):20-27,2021.
研究班報告書
下の課題名をクリックすると報告書ページが開きます。
- 令和3-令和5年度
非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病等患者の長期療養体制の構築に関する患者参加型研究
研究代表者 藤谷順子 - 令和5年度
非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病等患者の長期療養体制の構築に関する患者参加型研究
研究代表者 藤谷順子 - 令和5年度
分担研究「血友病患者のQOLに関するアンケート調査」令和5年度調査報告書
編著:長江 千愛 - 令和4年度
非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病等患者の長期療養体制の構築に関する患者参加型研究
研究代表者 藤谷順子 - 令和3年度
非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病等患者の長期療養体制の構築に関する患者参加型研究
研究代表者 藤谷順子 - 平成30-令和2年度
非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病等患者の長期療養体制の構築に関する患者参加型研究
研究代表者 藤谷順子 - 令和2年度 (QOLに関しては別の調査報告書もあります。)
分担研究「血友病患者のQOLに関する研究」令和2年度調査報告書
編著:竹谷 英之 血友病QOL調査委員会 - 平成27-29年度
非加熱血液凝固因子製剤によるHIV感染血友病等患者の長期療養体制の構築に関する患者参加型研究
研究代表者 木村 哲、 研究分担者 藤谷順子 - 平成24-26年度
血液凝固因子製剤によるHIV感染被害者の長期療養体制の整備に関する患者参加型研究
研究代表者 木村 哲、 研究分担者 藤谷順子