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リハビリ検診でご提案した運動の復習動画集

NCGMでは、他のブロック拠点病院等とも協力して、2013年よりリハビリ検診会を開催しています。多くの、中高年の血友病の患者様の運動機能の計測と運動の提案をさせていただいた経験が蓄積しています。下記に、リハビリ検診でご提案した運動の動画を掲載しております。検診会・個別検診に参加された方には、それぞれに、理学療法士が説明とともに、紙面でのご提供をしていますが、動画も利用していただき、ぜひ、生活の中で、運動を計測していただきたいと思います。

  1. 運動が必要な理由
  2. 運動を実施する際の注意点
  3. 運動の動画(←をクリックすると動画にリンクします)
    • 種目別 (ストレッチ、バランス運動、筋力運動)
    • 部位別 (肩、肘、手・手首、体幹、股関節、膝関節、足関節、全身)
  4. 歩行のすすめ

1. 運動が必要な理由

 運動が必要な理由は主に次の6つです。
 ①関節が硬くなるのを防ぐ
 ②筋力を強くする
 ③関節を保護し出血を減らす
 ④姿勢が悪くなるのを防ぐ
 ⑤バランスが良くなり転倒を防ぐ
   ⑥健康に生活できる
運動三角形図
  今回は、ストレッチ、バランス運動、筋力運動の3種類に分けて、
      ご自身でできる運動をご提案しました。
  それぞれの身体的評価の上おすすめの運動を選んでご説明しました。
  人によって難しすぎる運動もありますので、無理はしないようにしましょう。

2. 運動を実施する際の注意点

・痛みが出ない範囲でおこなってください。
・運動に不慣れであったり、関節症が進行している方は、まずは注射した日に行ってみるようにしてください。
・もし運動中に違和感や不快に感じられるようなことが現れた時には中止しましょう。
・運動した後は、足首や膝、肘、股関節などが熱をもっていたり腫れたりしていないか、痛みが無いかをチェックしましょう。
・もし出血を疑う場合は注射を、関節や筋肉に熱感があれば冷やして安静にしてください。
・それでも改善しない場合は、早めに主治医へ相談するようにしましょう。

3. 運動の動画

種目別

(動画は外部サイトにリンクします)

1)ストレッチ
  肘を曲げるストレッチ
  肘を伸ばすストレッチ
  わき腹を伸ばすストレッチ
  股関節を曲げるストレッチ
  股関節前面のストレッチ1
  股関節前面のストレッチ2 
  膝関節を曲げるストレッチ
  ふくらはぎのストレッチ1
  ふくらはぎのストレッチ2
  肩を回すストレッチ
  肩甲骨を外へ広げるストレッチ
  胸の前をのばすストレッチ
  肩を上げ下げするストレッチ
  座って体幹を捻るストレッチ
  腕を前に伸ばすストレッチ
  腕を上に伸ばすストレッチ
  腕を後ろに伸ばすストレッチ
  
手のひらを回すストレッチ
2)バランス運動 
  前方ランジ
  側方ランジ
3)筋力運動 
  肘を伸ばす運動 
  股関節を伸ばす運動1
  股関節を伸ばす運動2 
  股関節を開く運動 
  膝関節を伸ばす運動 1 
  膝関節を伸ばす運動 2 
  ふくらはぎの運動1 
  ふくらはぎの運動2 
  つま先を挙げる運動
  体幹を安定させる運動
  スクワット
 
 腕を横から上げる運動
  腕を外側と内側にひねる運動

部位別

1)肩
  腕を前に伸ばすストレッチ
  腕を上に伸ばすストレッチ
  腕を後ろに伸ばすストレッチ
 
 腕を横から上げる運動 
  腕を外側と内側にひねる運動  
2)肘
  肘を曲げるストレッチ
  肘を伸ばす運動
  肘を伸ばすストレッチ
3)手・手首
  手のひらを回すストレッチ
4)体幹
  わき腹を伸ばすストレッチ
  骨盤前後運動
  骨盤左右運動
   座って体幹を捻るストレッチ
5)股関節
  股関節を曲げるストレッチ
  股関節を伸ばす運動1 
  股関節を伸ばす運動2 
  股関節を開く運動 
  股関節前面のストレッチ1 
  股関節前面のストレッチ2 
6)膝
  膝関節を曲げるストレッチ
  膝関節を伸ばす運動 1 
  膝関節を伸ばす運動 2 
7)足関節
  ふくらはぎのストレッチ1
  ふくらはぎのストレッチ2
  ふくらはぎの運動1 
  ふくらはぎの運動2 
  つま先をあげる運動
8)全身
  体幹を安定させる運動
  スクワット    
  前方ランジ
  側方ランジ

4. 歩行のすすめ

上記の運動以外にも日常生活動作を少し工夫することで運動につながると思われます。
厚生労働省で推奨されている歩数は男性で1日9200歩、女性で8300歩と言われております。
歩くことは多くの病気の予防につながると言われています。
まずはご自身の1日の歩数を把握していただき+500歩を目標に頑張ってみましょう。
歩くと痛む関節がある場合や左右のアンバランスのために疲れやすい場合などはリハビリテーション科にご相談ください。