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診療実績

診療科紹介

  • 食道胃外科、あるいは一般外科として、手術、管理、外来、救急、研究、教育を行っています。
    2020年はコロナ感染状況の中、手術数の減少が予想されたものの、なんとか合計217例の手術数を維持できました。2021年度もコロナ感染の遷延により手術数が多少減少しました。
  • 手術だけではなく、化学放射線療法、化学療法、救急疾患、緩和ケアなど患者背景は多岐にわたる診療科です。また栄養サポートチーム(NST)の主要なメンバーであり、他診療科への栄養に対する助言や指導、胃ろう、腸ろうチューブの管理等を行っています。
  • 糖尿病を有する肥満に対する減量手術を臨床試験として開始しており、さらに胃癌に対するロボット支援手術を開始しました。コロナに対しては、外科全体でICU/HCUへの診療協力や保健所などのサポートを行っています。

診療実績

手術実績(2021年)

  • 食道疾患  39例
  • 胃疾患   63例
  • その他   99例
  • 計     201例
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食道疾患
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胃疾患
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その他

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手術実績(2020年)

  • 食道疾患  44例
  • 胃疾患   65例
  • その他  108例
  • 計    217例
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食道疾患
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胃疾患
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その他

国際医療協力

  • ベトナムを代表とする4病院との国際展開事業に参加していますが2020年はコロナ感染の蔓延により、オンラインセミナーでの対応となりました。具的には胃癌や食道癌の手術や周術期の管理を中心にお互いの交流を行っています。今後セミナーを継続、さらにフィジー国にも展開事業を検討しています。
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研究

  • 高度肥満に対する減量手術(臨床試験)
  • 胃癌に対するロボット支援手術(臨床試験)
  • 切除不能、再発胃癌に対する治験(海外、多施設)
  • 切除不能、再発胃癌に対する治験(国内、医師主導)
  • 国際医療開発研究 リキッドバイオプシーによる食道癌術前治療効果とエピゲノム異常(研究所との共同研究)

その他(課題や今後の展望など)

  • 診療面では2020年より胃癌に対するロボット支援手術を開始しました。
  • 胃癌症例は腹腔鏡手術の割合が増えており、安定した成績が得られています。さらに切除不能の胃癌症例に関しても化学療法を行い、奏功例にはコンバージョン手術を積極的に行い、予後の改善を得ることができるようになってきました。
  • 低栄養の悪性症例に対しても栄養、リハビリテーションを行いながら積極的に切除を行なっています。
  • 食道癌に対しては集学的治療を積極的に行い、切除不能症例でもサルベージ手術まで持ち込む症例も経験しています。周術期の血糖管理に注目し、高血糖症例には人工膵臓療法を併用しています。
  • COVID-19陽性の外科手術も感染対策を十分に行いながら安全に施行しています。
  • 新宿区を中心に他の病院と協力してWEBでの研究会を積極的に行っています(食道癌、胃癌、栄養、症例検討など)。
  • 診療、教育だけでなく、研究所との共同研究を進めながら大学院生の研究も行っています。2021年春には2人目の大学院生を輩出できました(片岡先生 順天堂大学 社会人大学院)。臨床とともに基礎研究を行いたい方、募集しています。現在数人の社会人大学院生がおり、日々臨床と研究の2刀流で頑張っています。