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3月3日、センター病院9階東病棟に脳卒中センターを開設、SCUを6床から9床に増床しました!

2022年4月5日
国立国際医療研究センター病院

この度、新たに脳卒中センターを開設し、4階にあったSCU病棟を9階に移転、6床から9床に増床いたしました。また病棟内のリハビリテーション室も拡張し、脳卒中後の回復に向けて早期のリハビリが今まで以上に積極的に取り組めるようにいたしました。

透析や高感度脳波にも対応する重症者用個室も設置し、軽症の方から重症の方まですべての脳卒中の患者さんに迅速に対応できる体制となっております。将来的には15床まで拡張可能な設計となっています。

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スタッフステーションとスカイツリーを望む東側の風景

 

当院の脳卒中センター/SCUについて

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スタッフステーション。チーム医療を積極的に行っています。

当院は2014年12月にSCUを6床で開設し、以来多くの患者さんを受け入れてきました。

2019年9月には日本脳卒中学会認定の「一次脳卒中センター(Primary Stroke Center: PSC)」となっています。コロナ禍であっても、24時間365日、可能な限り地域で発生した急性期脳卒中の患者さんを受け入れ、最先端の治療を提供することで地域に貢献しています。

当院での脳卒中診療は、脳卒中専門医6名(うち指導医4名)、脳卒中の外科技術指導医1名、脳神経外科専門医5名(指導医5名)、脳血管内治療専門医2名(指導医1名)、脳神経内科専門医3名の各学会認定神経系専門医とリハビリテーション医、救急医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、放射線技師、看護師、薬剤師、管理栄養士、MSWなど多職種からなるチームを組み、発症直後から高度な専門治療の提供を可能にしています(専門医指導医資格については一部重複あり)。

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患者さんの状態を経時的にモニター
できる重症患者支援システムを装備した病室
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広さを確保してシャワーも使える
最新のバスルーム

SCU専用のリハビリテーション室

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広々としたリハビリ室には空気清浄機を備えています。また、リハビリ室の患者さんの心電図を、スタッフステーションでもモニタリング可能です。
9階に移動したので、リハビリ室から池袋方面が一望できます。「景色を見ながら、気持ちも晴れる」と患者さんは、リハビリに対しても意欲的に取り組むことができます。
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患者さんの状態や目標に合わせて様々なリハビリを提供していきます。
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リハビリを兼ねながらトイレ訓練が行えます。
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言語療法室では、静かな個室で集中してコミュニケーションなどのリハビリを提供します。
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嚥下訓練や口腔ケアの必要性を考えて洗面台も設置しています。

私たちが、診療・治療・看護・リハビリを担当します

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(前例左から)杉山センター病院長、國土理事長、新井神経内科診療科長(副センター長)、
原副院長・脳卒中センター長、井上脳神経外科診療科長(副センター長)、清水師長、
藤谷リハビリテーション科診療科長、佐藤看護部長   (後列)スタッフの皆さん