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脳神経外科ご紹介
2021/5/7
神経症状の多くは、ある日突然に痙攣、片麻痺、頭痛、歩行障害、めまい、意識障害、痴呆、しびれなどとして出現します。脳神経外科とは、このような症状を持つ患者さんの脳及び脊髄の異常を外科的に治療する分野です。
当センターは、我が国のナショナルセンターのひとつとして、質の高い高度専門・総合医療を国民に提供できるように5人の脳神経外科専門医と数名のレジデント・ 研修医で脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷、脊髄・脊椎疾患など、ほぼあらゆる分野の神経疾患の患者さんに24時間体制で常に迅速に対応できるようにしています。
救急患者さんの増加に伴い、脳血管障害や頭部外傷の患者さんがその多くを占めていますが、従来より脳腫瘍、脊髄・脊椎疾患、機能的疾患、先天奇形などの治療に も力を入れ、広く脳神経外科全般に対応可能です。具体的には、脳卒中 (くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、内頸動脈狭窄症、脳動静脈奇形、未破裂脳動脈瘤)、脳および脊髄の腫瘍、脊椎の変性疾患(変形性頸椎症、椎間板ヘルニ ア、脊柱管狭窄症)、顔面痙攣や三叉神経痛、頭部外傷などがその代表的疾患にあげられますが、いずれも最新の知見に基づいた治療を実践します。定位的放射 線治療や血管内治療、ナビゲーションシステムや神経内視鏡なども適宜活用し“患者さんに優しい治療”を常に心がけています。セカンドオピニオンも積極的に 受け入れていますのでお気軽にご相談ください。
懇切丁寧をモットーに患者さん及び御家族の方々へのインフォームド・コンセントを充分に行い納得のいく治療を皆さんに提供したいと思います。