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晩期合併症 -治療後の「からだ」のこと-

がん治療を終えて数ヶ月から数年後に発症する、さまざまながんの治療による合併症のことを「晩期合併症」と呼びます。晩期合併症には、「からだ」におこることだけでなく、「こころ」や「暮らし」に影響するものもあります。晩期合併症は必ず起こるものではなく、手術の術式、使用した薬の種類と量、放射線を当てた部位・線量などによってリスクが異なります。治療直後には症状がなくても、数年後に発症する晩期合併症が直接命に関わることもあるため、治療後も長期的に健康管理をすることが重要です。

乳がんの治療は近年、さまざまな治療法を組み合わせる「集学的治療」によって行われることが増えてきています。治療の内容によって気をつけるべき晩期合併症は異なりますので、まずはご自身が受けた治療について医療スタッフに確認しましょう。

ここでは、気をつけるべき晩期合併症について治療別にご説明します。