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新たながん(二次がん)

がん治療のために使用した抗がん剤や放射線治療の影響で2つ目のがんを発症することがあり、これを二次がんといいます。アルキル化剤(シクロフォスファミド)やアンスラサイクリン系薬剤(ドキソルビシン・エピルビシン)は、治療を終えてから3~5年後に急性白血病や骨髄異形成症候群などの血液の悪性疾患を発症するリスクがあるといわれていますが、その頻度は0.1%程度です。また、非常に稀ですが胸部・肩などの放射線の照射範囲に肉腫などのがんが発症するリスクがあるといわれています。