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麻酔科勤務を希望される先生がたへ
当センター麻酔科の特徴
特定機能病院(大学病院に匹敵する市中病院)
当センターは、 150年の歴史と43の標榜診療科を持つ高度急性期医療を担う大規模病院です。近年は外科系の診療体制を大幅に増強しており、手術室(14室)の稼働が向上すると共に手術件数が年間約6,000件と大幅に増加しています。後期研修をはじめ臨床経験を積みたい方々にとってはまたとない環境です。
救命救急センター(緊急手術が多い)
従来から緊急手術が多く、脳神経外科、心臓血管外科、産科など様々な緊急手術の麻酔管理を経験することができます。また麻酔科では救急救命士の挿管実習を通して地域の人材育成に貢献しています。都内の一般病院でありながら急性期疾患の麻酔管理を経験する機会が豊富です。
都心に位置する国際医療研究センター(充実した外国人医療体制)
当センターの「国際」という名前が示すとおり外国人の手術も多く、通訳をはじめとする診療支援体制が充実しているため円滑な診療が可能です。国際診療部を設置して国際感染症対応やトラベルクリニックなど外国人患者診療の円滑化を進めており、外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)の認証を受けると共に、日本国際病院(ジャパン インターナショナル ホスピタルズ: JIH)として推奨されています。
国立研究開発法人(研究者として公的研究費が得られる)
「医療研究センター」という名前が示すとおり、研究所、臨床研究センター、国際医療協力局等を併設している特徴を生かして革新的な医薬品や医療機器の研究開発、国際展開を推進すると共に、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担っています。公的研究費としては文部科学省の学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金が有名ですが、当センターに所属していると主任研究者として国際医療研究開発費へ応募することで研究費を獲得することができます。麻酔科では外科系各科が取り組んでいる先進的な手術の麻酔管理を習得するだけでなく、日本医療研究開発機構(AMED)からの研究開発費を得て「静脈麻酔薬の自動投与調節システム」の開発・検証に取り組んでいます。麻酔科では研究費を活用して、常勤職員へ学会参加費・旅費宿泊費等を補助しています。
勤務時間は155時間/4週(働き方改革に対応)
当センターでは働き方改革に率先して取り組んでおり、週5日(38.75時間)勤務を基本としながら、育児支援・時短勤務制度を利用しての週3~4日勤務、そして2018年9月より4週間で155時間を勤務する変則労働制を導入しています。現在は平日(日勤)・夜間(オンコール)に非常勤医師の支援を受けていますが、手術室稼働数を維持しながら常勤医師が交代で年休を取得し、勤務を要しない日を設定できる働きやすい環境を整備しています。
常勤医師を募集しています
当センターでは更なる麻酔科診療業務の拡大に対応するため、手術室内の作業環境を改善しつつ業務整理・効率化を進める一方で、多様な働き方を想定して麻酔科専門医・標榜医の先生を随時募集しております。例えば、現在の麻酔科常勤医師7名中4名は子育て中のママさん麻酔科医です。また日本麻酔科学会認定病院として麻酔専門研修プログラムに参加しており、専門医取得を目指した研修にも対応しています。2019年度の後期研修医(専攻医)募集枠は2名です。
常勤医師を拡充することで、(当直・オンコールではなく)変則労働制のメリットを生かして残業なしの交代勤務で麻酔科業務を分担することが最終的な目標です。
非常勤医師を募集しています
現在の常勤スタッフが7名であり、当センター麻酔科に関連する業務量を常勤医師だけで分担するのは不可能な状況です。そこで、夜間・週末(休日)は非常勤医師の協力を得ることでオンコール体制としています。当センターの近隣にお住まいでオンコール業務の勤務ができる方を随時募集しています。
お問い合わせ
なお、勤務条件・研究活動・給与体系・休暇取得条件など、当センターでの勤務にご興味をお持ちの方は、お気軽に直接メールでお問い合わせください。
(問い合わせ先) 麻酔科診療科長(長田 理) onagata@hosp.ncgm.go.jp