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JICA キューバ国 医療機材保守管理・がん早期診断能力強化プロジェクト 放射線技術 2019年度
キューバ国においては、独立行政法人国際協力機構:JICAによる無償資金協力が行われている。
キューバ国民の死因の中で、がんは2012年以降、循環器疾患を超えて第1位となった(2012年キューバ保険統計年鑑)。がん罹患率と5年生存率の低さから、がんの発見・診断の遅れが考えられた。がん早期発見に資する診断能力の向上と集団検診システムの改善が重要であり、がん早期診断能力を強化することを目的とした「 キューバ国 医療機材保守管理・がん早期診断能力強化プロジェクト」がJICAによって行われた。
2018年度に引き続き、専門家として、プロジェクトに参加した。
活動日程
受入れ研修
2019年7月22日(月)~2019年8月2日(金)
現地での活動
2020年1月25日(土)~2020年2月3日(月)
技師長:松永 主任技師:皆川
コロナ禍で2年のプロジェクトとなったが、首都ハバナだけではなく地方都市オルギンでも活動できたことは大きな収穫であった。活動した拠点からキューバ国全土へ、がん早期診断能力が広まることを期待する。
また、キューバ国技師との良好な関係を築くことができた。この関係をいつまでも保ち、お互いの発展のために役立てていきたい。