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2023年 JICA キューバ国「画像診断における病院のデジタル化促進プロジェクト」

 キューバ国では、2017年に策定された「国家保健システムにおける情報通信技術(ICT)開発利用計画」で、効果的な医療サービスの提供と病院運営に向けて ICTを活用した病院のデジタル化を推進している。JICAは、無償資金協力「主要病院における医療サービス向上のための医療機材整備計画」(2018年~2023年)を通じて医療画像診断システムのデジタル化に必要な機材の供与を実施、デジタル診断画像の作成や保管が各病院で実施できるようになり診断技術の向上に貢献した。今後、院内ネットワークが整備され、電子カルテや診断画像へのアクセスが容易になり、医師がタブレット等、個人のデバイスで画像を参照することが全体的な端末数不足や利便性の観点から行われると予想されることから、デジタル画像取扱いや個人デバイス利用に関するルールの策定が必要である。
 「画像診断における病院のデジタル化促進プロジェクト」では、病院デジタル化のモデル病院づくりを達成するため画像診断システムの国家ガイドラインの策定や各病院でのLANやサーバーの整備に加え、病院デジタル化を推進するためのマニュアルやルール策定を支援しており、NCGMは同プロジェクトに参加協力している。NCGMで実施した研修内容として病院システム講義、システム開発会社にて講義と見学、臨床現場の見学と運用の講義、アクションプランの作成を行いました。

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 現地医療スタッフ、システムエンジニア等が研修に参加し、講義では活発な意見交換を行うことができ有意義な時間となった。
 今年度はキューバ国から受け入れ研修のみでした。今後も事業を継続していくことで キューバ国における病院デジタル化のモデル病院づくりを達成出来るよう国際事業展開を行っていきます。

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