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スタッフ紹介
専門医からのコメント
・内分泌代謝内科 田辺晶代(内分泌・副腎腫瘍センター センター長)
「当センターではすべての内分泌疾患(ホルモンの病気)、および、特に副腎腫瘍に対して、専門医および関連する複数の診療科が連携して総合的な診療を行います。内分泌疾患かどうかの確認が必要な患者さん、内分泌の臓器(下垂体・甲状腺・副腎など)に腫瘍が見つかった患者さん、治療が難しいホルモン異常や副腎腫瘍の患者さんなど、どうぞお気軽にご紹介ください。」
・糖尿病内分泌代謝科 内原正樹(内分泌・副腎腫瘍センター 医師)
「さまざまな内分泌疾患や、褐色細胞腫・パラガングリオーマ、原発性アルドステロン症、クッシング症候群など副腎腫瘍の患者さんの持つ、診断と治療の不安に寄り添いながら、丁寧な診療を心がけています。当センターは「タテ・ヨコ」の風通しの良さ、つまり意欲ある若手医師と上級医の連携、診療科間のチームワークが特徴です。お気軽にご相談ください。」
関連診療科の専門医からのコメント
「泌尿器科では副腎腫瘍のうち主に腹腔鏡手術・ロ ボット手術で摘除できるものを担当いたします。術前・術後の管理については内分泌内科と連携しておこなっております。副腎腫瘍の再発や比較的大きな副腎腫瘍についても腹腔鏡手術で行った経験がありますのでご相談ください。」
「肝胆膵外科では膵原発神経内分泌腫瘍(NEN;旧称NET) ならびに膵に限らないNENの肝転移、褐色細胞腫・パラガングリオーマ(特に大きな腫瘍や、下大静脈浸潤・肝浸潤や肝転移症例などの困難症例も含め)に対し、内分泌内科、麻酔科などと慎重に適応を検討しつつ、積極的に切除を行っています。腫瘍の全ての切除が困難でも、ホルモン症状を有する内分泌腫瘍の場合は腫瘍減量手術でも症状を軽減することが出来るので、他院で切除困難とされた方も、一度ご相談ください。 また、切除不能NENに対するルテチウムオキソドトレオチド(ルタテラⓇ)を用いた内照射治療も、核医学科とともに当科で担当しています。」
「当科では手術治療の際に、内分泌内科、外科各科と連 携して、患者さんの状態に応じた麻酔管理を行わせていただきます。内分泌疾患で手術麻酔が必要な患者さんは是非当センターにご相談下さい。
「各科と共同して、下垂体腫瘍、副腎腫瘍、褐色細胞腫 等に対して、放射線治療を行います。強度変調放射線治療と体幹部定位照射を組み合わせにより、腫瘍には充分な線量をピンポイントで照射し、正常臓器には障害がないよう、線量を低下させる放射線治療が可能です。放射線治療医、技師、看護師、事務員が共同して治療にあたります。」
「放射線核医学科は核医学検査と核医学治療(内用療 法)を担当しています。核医学検査は、体内の機能の異常を画像によって調べる方法で、甲状腺、副腎をはじめとした複数の部位における疾患の診断をしています。また核医学治療では、放射線によるバセドウ病の治療などを行っています。私たちは皆様に安心で信頼できる核医学検査・治療を提供できるよう日々心がけております。」