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市民公開講座について

がん診療連携拠点病院機能強化事業 NCGM市民公開講座
乳がんと遺伝~遺伝性乳がん卵巣がん~

2022.10.25
10月30日開催予定の乳腺センター市民公開講座の登録URLが変更となりました!! すでにお申込みいただいた方におかれましては大変申し訳ありませんが、新たに登録をお願いします(以前のURLでのアクセスはできません)。

登録URL https://us06web.zoom.us/meeting/register/up0vd-CprjIrGNRTGybm73TnVf4XUgI9QgFj 

  • 2022年10月30日(日)10:00~11:30 ライブ配信(Zoom)
  • 事前申込制

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター(略称:NCGM)は、10月のピンクリボン月間に合わせて市民公開講座を開催いたします。今年も依然として新型コロナ感染流行下であるため、講演はZoomでのライブ配信(2022年10月30日(日))で行います。

以前にアメリカの女優さんが遺伝性乳がん卵巣がん(Hereditary Breast and Ovarian Cancer: HBOC)であることを公表し、乳がんがない乳房を切除したというニュースが世界的に報道され一般の方にもその疾患の存在を一度は耳にした方も多いのではないでしょうか。乳がんは日本人女性が最も多く罹患するがんであり、その頻度は9人に1人といわれている身近な病気です。また、私たちは診療をしていると、「うちはがん家系だから」という声をよく聞きますが、ご家族の中にがんを発症した方が複数いても、必ずしも家系としてがんが発症しやすい(がんが遺伝によって発症しやすい)というわけではありません。

今回の市民公開講座では、日本の遺伝子診療のリーダー的存在である札幌医科大学附属病院 遺伝子診療科の櫻井晃洋教授をお迎えして、乳がんと遺伝の関係を分かりやすくご解説いただきます。また当院のHBOC診療体制について臨床ゲノム科 、乳腺内分泌外科、産婦人科から各部門の取り組みについてご紹介をさせていただきます。その後、時間の許す限り、パネルディスカッションの場を準備しております。

今回の市民公開講座を通して、乳がんへの関心と理解を深め、そしてHBOCを通して遺伝について少しでもご興味を持っていただきたいと考えております。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

開催概要は以下のとおりです。

NCGM市民公開講座
遺伝と乳がん~遺伝性乳がん卵巣がん~

日 時

2022年10月30日(日)10:00~11:30

開催形式

ライブ配信(Zoom)

プログラム

    • 10:00~10:05 オープニングリマークス
      国立国際医療研究センター病院 理事長 國土典宏
    • 10:05~10:25
      <講演1>「うちにはがんが多いですが遺伝でしょうか?」
      座長: 乳腺内分泌外科 診療科長 北川大
      演者: 札幌医科大学附属病院 遺伝子診療科 櫻井晃洋
    • 10:25~11:05
      <講演2>「NCGMにおけるHBOC診療体制について」
      座長: 乳腺・腫瘍内科 診療科長 清水千佳子
      演者: 臨床ゲノム科 医長 荒川玲子
      乳腺内分泌外科 診療科長 北川大
      産婦人科 医長 冨尾賢介
    • 11:05~11:25 <パネルディスカッション>
      「総合病院におけるHBOC診療体制の現状と課題」
      司会: 乳腺内分泌外科 診療科長 北川大
      ディスカッサント: 臨床ゲノム科 医長 荒川玲子
      産婦人科 医長 冨尾賢介
      乳腺・腫瘍内科 診療科長 清水千佳子
      乳腺内分泌外科 医師 本田弥生
    • 11:25~11:30 クロージングリマークス
      国立国際医療研究センター病院 病院長 杉山温人

視聴方法

Zoom<事前申し込み>
 https://us06web.zoom.us/meeting/register/up0vd-CprjIrGNRTGybm73TnVf4XUgI9QgFj 
★乳腺センターホームページ
 https://www.hosp.ncgm.go.jp/breast/index.html からもアクセス可能です

参加費: 無料

過去の市民公開講座

2021年 市民公開講座パネル

2020年 市民公開講座パネル

2019年 市民公開講座パネル