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救急科フェロー募集

高齢救急患者の増加や働き方改革など社会の変化により、近年救急医、特に「シフト制のジェネラリスト」としての救急医のニーズが急増していることを実感しております。
当科では以前から多数の救急搬送患者の受け入れを行っておりましたが、周囲から更なる業務拡大を期待されており、現在増員を図っております。

 

もしご興味がありましたら、当科佐々木(rysasaki@hosp.ncgm.go.jp)までご連絡ください。
見学はもちろん、メールでの情報提供なども対応しますので、気軽にご連絡頂ければ幸いです。


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【募集要項】
こちらをご覧ください:専門研修トップ|国立国際医療研究センター病院 (ncgm.go.jp)

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【当救命救急センターの基本情報】

施設評価:病院機能評価でS評価(2016, 2022年)、充実度評価でS評価(2018年以降)
令和5年度患者数:救急搬送 10.138名(3次救急 2,009名)、救急科入院 867名
スタッフ数:医師 21名(うち専攻医 10名)(救急科専門医 10名/日本救急医学会指導医 5名、整形外科専門医 1名、外傷専門医 2名、クリニカルトキシコロジスト 1名、集中治療専門医 3名、社会医学系専門医)、院内救急救命士 9名

 
当科のスタイルは「日本の医療事情に合わせた、いわゆる北米ER型+救急ICUの救急」です。

具体的な特徴として、次のような点が挙げられます。

・豊富な患者数、幅広い病態の受け入れ

・完全シフト制で外来担当と入院担当を分離、女性医師が活躍する職場

・臨床以外にも、充実した研究支援体制や国際協力など多彩な活動

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【フェロー研修】

基本的には救急外来業務を中心に、救急病棟業務も経験して頂きます。また、テーラーメイド型研修として、希望に応じて他の各診療科や感染症研究所など研究部門での研修、国際医療協力への参加なども調整が可能です。

集中治療専門医を始め、各専門医取得についても柔軟に対応します。

 

<臨床面の環境>

1)豊富な症例数・病態

年間10,000名を超える救急搬送患者を受け入れており、東京都内3位(2023年まで過去10年以上都内1位)の実績があります。応需率も95%前後を推移しており、都市部で発生する救急患者については全て当院で経験できると言っても過言ではありません。

3次救急も年間2,000件以上応需しており、原則として蘇生や侵襲的処置を完結するまで救急外来で対応し、外因性疾患や多臓器不全は入院管理も当科で行っていますので、重症患者の経験も十分に積むことが可能です。

また、新宿という立地上、医薬品中毒患者が非常に多いほか、独居高齢者や外国籍など社会支援を要する方のマネジメントを経験することも多く、当科で研修すればどのような患者が来ても物怖じせず対応することが出来るようになります。

 

2)外傷チーム体制+自科での整形外傷手術

本邦では重症外傷の症例が少なく、自科で手術を行う、いわゆる自己完結型の救急を維持することが大変な環境にあります。こうした中で重症患者に的確な対応を行うため、当科は外傷チームリーダーとしてマネジメントを行うことを重視し、外科と合同で症例カンファレンスを開催し、外傷コード・大量輸血プロトコルの運用シミュレーションを月1回のペースの高頻度で行うなど、システムで対応する方向性で充実を図っています。

一方で、本邦の外傷患者に多くみられる整形外傷については、状況に応じて自科での手術も行っています。当センター長は整形外科専門医を取得しており、減張切開や創外固定などの手技の指導を直接受けることが出来ます。

なお、当科の指導医はそれぞれの得意分野が整形外傷、災害、外傷マネジメント、中毒、ECMO、Point-of-Care超音波、敗血症など、バラエティーに富んでいるのも特徴です。

 

3)労働環境、完全シフト制

完全シフト制を達成しており、原則勤務時間外に呼び出されることはありません。外来と入院、日勤と夜勤で分業しておりますので、各々の業務に集中することが出来ます。

子育て世代・女性医師が働きやすい環境を目指しており、救急外来リーダー業務の担当医師は現在大半が女性(6名中5名!)なのですが、うち3名が子育てをしながら仕事を続けることが出来ています。男女問わず、産休・育休が取得しやすい職場を目指しています。

 

<臨床以外の環境>

国立研究開発法人という立場から、病院としては市中病院に近い臨床をしつつ、研究の支援体制も充実しています。研究支援・相談部門やインハウスの研究費があるなど、やったことはないけど研究に興味がある、大学所属は考えていないが研究をやりたい、という先生にも良い環境だと思います。当院は令和7年度に国立感染症研究所と統合することになっており、基礎研究部門との連携も可能です。

希望に応じて一定期間、海外で医療支援活動に参加することも可能です。これまでにモンゴルでのPOC超音波教育、カンボジアでの病院前教育、ベトナムでのECMO管理指導などの活動実績があります。これは他の施設にはない、当院ならではの特徴だと思います。

 

このように、臨床においてもそれ以外でも、非常に幅広い活動が出来る点が当科の魅力となっています救急医をやっていくうえで経験不足な点を補いたい、あらゆる場面に対応できる救急医になりたいという先生、ぜひ当科で研修をしてみませんか。

このページに関する問い合わせ先

問い合わせ先および資料請求先

〒162―8655 東京都新宿区山1-21-1

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院

         医療教育部門

電話番号:03-3202-7181、FAX:03-3207-1038

E-mail:mededu@hosp.ncgm.go.jp