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セカンドオピニオン
セカンドオピニオンとは、診断内容や治療法に関して当院の専門家の意見・判断を提供し、今後の治療の参考にして頂くことを目的としています。新たな検査や治療は行わず、患者さんからのお話と現在の主治医の先生からの資料の範囲で判断をくだすことになります。
原則、ご相談後の治療は元の医療機関でお受け頂くことになります。もし、セカンドオピニオン外来を受診後に当科での受診をご希望の場合には、現在の主治医とご相談の上、改めて外来を受診して頂くことになります。この場合、診察時間に限りがあることと、すぐに入院治療が開始できる訳ではないことをご了承ください。
完全予約制です。以下をご覧ください。
ご持参頂くもの
- 診療情報提供書(紹介状)
- 血液データ
- レントゲンフィルム
- 検査データ等必要に応じて、超音波検査の結果と画像
- 検査画像(CT, MRI, PETなど)・報告書
- 病理組織検査の報告書
- 病理標本、内視鏡検査の結果と画像 など。
腹膜偽粘液腫・大腸癌腹膜播種の場合
- 診療情報提供書
- 血液データ:腫瘍マーカー値に関しては時系列で
- 画像検査:CTは時系列で。PET検査は施行していれば。
- 上/下部消化管内視鏡:画像と報告書
- 手術記載:手術静止画・動画があれば望ましい
- 病理プレパラート(未染プレパラート4μm厚10枚程度)・報告書
主治医の先生からの診療情報提供書や検査資料がない場合には、一般的なお話しかできず、有効なセカンドオピニオンを提供することはできません。
ご予約
腹膜偽粘液腫
- 先進医療は終了したため自費診療ですが、同じ治療法を現在も行っています。
- 地域連携室にお問い合わせください。
- 担当:大腸肛門外科 合田良政医師
大腸癌腹膜播種
- 現在、外科的切除(腹膜切除)の適応となる患者さんは下記のようになっています。術中腹腔内温熱化学療法(HIPEC)は併用していません。
- 年齢が20歳以上75歳以下の方
- P分類1もくしは2、Peritoneal cancer index score(PCI)≦15の方
- 臨床的に大腸癌腹膜転移であることが証明されているもしくは疑わしい方
- 現在腹膜播種以外の遠隔転移(肝臓・肺・リンパ節)がない
- 腹膜播種の発生時期(同時性、異時性)は問わない
- 原発巣切除の有無は問わない
- 放射線療法を未施行の患者
- 前化学療法の有無は問わないが、有害事象から回復している方
- Performance Status(ECOGの基準)が0~1の患者
- 担当:大腸肛門外科 合田良政医師
- 担当医があらかじめ資料を確認させていただきます。外科的切除の適応とならないと判断された場合は、お断りさせていただく場合があります。
- 地域連携室にお問い合わせください。