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国立国際医療研究センター病院指標

おしらせ

2023年9月14日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質向上委員会の承認を得て公開しています。
2022年9月15日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質向上委員会の承認を得て公開しています。
2021年9月17日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質向上委員会の承認を得て公開しています。
2020年9月15日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質向上委員会の承認を得て公開しています。
2019年9月26日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質改善委員会の承認を得て公開しています。
2018年9月28日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質改善委員会の承認を得て公開しています。
2017年9月15日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質改善委員会の承認を得て公開しています。
2016年9月21日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、DPC業務推進委員会と医療の質改善委員会の承認を得て公開しています。

国立国際医療研究センター病院指標

令和5年9月14日公開

はじめに

DPCとは、Diagnosis Procedure Combinationの略で、厚生労働省が定める診断群分類を使った定額払い制度のことです。病名と診療内容等の組み合わせにより、1日当たりの定額医療費を基本として計算します。
今回公開する“DPCデータに基づいた病院指標”とは、当院で得られたDPCデータから厚生労働省が定めた全国統一の定義式に基づいて作成した病院指標のことです。その目的は、当院の急性期医療の現状と特徴を全国統一の基準に基づいて分析し、その結果を国民の皆さまに正確に理解していただくことにあります。当院ではこうした得られたデータをもとにさらなる医療の質の向上に努め皆さまに最善の医療を提供していく所存です。

対象

令和4年4月1日から令和5年3月31日までの退院患者。入院後、24時間以内に死亡した患者又は生後1週間以内に死亡した新生児、臓器移植は集計対象外としています。

令和4年度 国立国際医療研究センター病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 708 185 597 765 1227 1634 2104 3550 2740 707
入院患者の年齢階級別患者数の指標。
70歳~79歳の年齢の入院患者が最も多い。
20歳未満の入院患者割合6.3%、70歳以上の割合は49.2%であった。平均年齢は62歳。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 294 3.17 2.64 0.00 75.09  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 136 9.72 8.94 1.47 72.79  
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 85 7.38 7.76 0.00 77.41  
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 59 9.56 10.88 3.39 71.19  
060035xx04xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 57 6.25 6.59 0.00 70.33  
消化器内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①060100xx01xxxx:は「小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術」による入院
②060340xx03x00x:は「胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等」による入院
③060020xx04xxxx:は「胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術」による入院
④060140xx97x0xx:は「胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの)内視鏡的消化管止血術」による入院
⑤060035xx04xxxx:は「結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①75.09歳、②72.79歳、③77.41歳、④71.19歳、⑤70.33歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 2.64日(当院 3.17日)、② 8.94日(当院 9.72日)、③ 7.76日(当院 7.38日)、④ 10.88日(当院 9.56日)、⑤ 6.59日(当院 6.25日)であった。

大腸ポリープについて:大腸癌の一次検査として便潜血検査で陽性となった場合、大腸内視鏡検査による精査が必要となります。高齢の方では、下剤内服による体の負担が大きいため、ご高齢の方は原則的に入院していただき安全な検査や治療を心がけています。また、抗血栓薬を内服されている方や比較的大きな大腸ポリープの方は、ポリープ切除後に出血するリスクがあるため、原則2泊3日の入院で治療を行っています。
胆管炎について:胆管炎は、主に胆管結石が胆管をふさぎ、黄疸や感染症をおこす疾患です。感染を発症すると菌血症となり、重症化することが多いため、緊急の内視鏡治療が必要となります。緊急の内視鏡治療を要する場合が多いため、当院では常に治療ができる体制を整えています。
早期胃がん、早期大腸がん:胃がんや大腸がんは、本邦において罹患率・死亡率の高い疾患です。しかし、病変が粘膜内にとどまっている場合には、内視鏡的に癌の部位のみ切除し、完治することができます。約1週間の入院で内視鏡治療を行います。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍について:潰瘍は突然の吐血などで来院され、輸血や緊急内視鏡が必要な場合があります。当院では緊急内視鏡を行う体制を整え、救急科と連携して診療を行っています。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 257 3.10 3.04 0.00 70.36  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 141 5.33 4.26 0.00 70.40  
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 86 14.65 17.54 13.95 83.26  
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 70 4.34 4.65 0.00 64.27  
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 62 10.34 9.89 3.23 81.26  
循環器内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①050050xx9910x0:は「狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル法による諸検査等」による入院
②050050xx0200xx:は「狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等」による入院
③050130xx9900x0:は「心不全」による入院
④050070xx01x0xx:は「頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術」による入院
⑤050210xx97000x:は「徐脈性不整脈 手術あり」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①70.36歳、②70.40歳、③83.26歳、④64.27歳、⑤81.26歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 3.04日(当院 3.10日)、② 4.26日(当院 5.33日)、③ 17.54日(当院 14.65日)、④ 4.65日(当院 4.34日)、⑤ 9.89日(当院 10.34日)であった。

心臓カテーテル検査(CAG)で3日程度、経皮的冠動脈形成術(PCI)では6日程度の入院となります。心不全は平均83.3歳と高齢者が多く、2週間程度の入院で、他院に転院して治療を継続する方が約14%です。徐脈性不整脈も平均年齢81.3歳と高齢者が多く、ペースメーカー植込みもあり平均10.3日の入院です。心房細動・粗動、発作性上室性頻脈に対するカテーテルアブレーションは若い方が多く件数も増加しています。
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 120 16.68 18.57 4.17 73.63  
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 91 4.03 3.05 1.10 73.73  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 70 7.93 8.60 0.00 69.57  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 8.32 6.05 0.00 47.00  
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2 なし 29 24.00 22.66 17.24 72.45  
呼吸器内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①040110xxxxx0xx:は「間質性肺炎」による入院
②040040xx99200x:は「肺の悪性腫瘍 経皮的針生検等」による入院
③040040xx99040x:は「肺の悪性腫瘍 化学療法ありかつ放射線療法なし」による入院
④040100xxxxx00x:は「喘息」による入院
⑤040150xx99x0xx:は「肺・縦隔の感染、膿瘍形成」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①73.63歳、②73.73歳、③69.57歳、④47.00歳、⑤72.45歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 18.57日(当院 16.68日)、② 3.05日(当院 4.03日)、③ 8.60日(当院 7.93日)、④ 6.05日(当院 8.32日)、⑤ 22.66日(当院 24.00日)であった。

悪性腫瘍に対しては、化学療法と免疫療法併用療法や、次世代シークエンサーによるPrecision Medicineを積極的に導入し、あわせて治験を多く実施していることから最新治療を受けることができます。また、複数の合併症をもった治療に難渋する肺癌患者も、他科との協力のもと積極的に受け入れて集学的治療を提供しております。
進行性難治性の間質性肺炎に対しても、クライオバイオプシー等も含めた精密な診断法と先進的な薬物治療法を用いた積極的な診療を行っています。当院は救急患者受け入れが都内でも多く、間質性肺炎の急性増悪にも速やかな対応が可能となります。
誤嚥性肺炎患者の入院も多いが、早期からの嚥下訓練、社会的調整を行い、QOLを重視した対応を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 210 3.21 2.45 0.00 71.87  
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 74 12.65 11.30 0.00 71.97  
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし 72 5.22 5.29 0.00 63.14  
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 48 7.35 6.66 0.00 74.56  
110420xx02xxxx 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 46 4.39 4.11 0.00 62.59  
泌尿器科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①110080xx991xxx:は「前立腺の悪性腫瘍 手術なし 前立腺針生検法」による入院
②110080xx01xxxx:は「前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等」による入院
③11012xxx02xx0x:は「上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術」による入院
④110070xx03x20x:は「膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 化学療法」による入院
⑤110420xx02xxxx:は「水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①71.87歳、②71.97歳、③63.14歳、④74.56歳、⑤62.59歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 2.45日(当院 3.21日)、② 11.30日(当院 12.65日)、③ 5.29日(当院 5.22日)、④ 6.66日(当院 7.35日)、⑤ 4.11日(当院 4.39日)であった。

当科ではロボット支援手術(前立腺、腎、腎尿管、副腎)、腹腔鏡手術(腎、腎尿管、副腎)、尿路結石に対する手術(ESWL、TUL、PNL、TUL+PNL)などを中心に診療しております。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 136 3.33 3.61 7.35 33.26  
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし 36 8.08 2.86 13.89 51.31  
161070xxxxx1xx 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 1あり 31 5.00 8.56 0.00 35.97  
160870xx99x00x 頸椎頸髄損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 27 13.67 13.11 22.22 59.04  
161070xxxxx01x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり 21 8.76 6.44 9.52 50.00  
救急科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①161070xxxxx00x:は「薬物中毒(その他の中毒)」による入院
②161060xx99x0xx:は「詳細不明の損傷等」による入院
③161070xxxxx1xx:は「薬物中毒(その他の中毒)人工呼吸等」による入院
④160870xx99x00x:は「頸椎頸髄損傷」による入院
⑤161070xxxxx01x:は「薬物中毒(その他の中毒) 誤嚥性肺炎等」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①33.26歳、②51.31歳、③35.97歳、④59.04歳、⑤50.00歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 3.61日(当院 3.33日)、② 2.86日(当院 8.08日)、③ 8.56日(当院 5.00日)、④ 13.11日(当院 13.67日)、⑤ 6.44日(当院 8.76日)であった。

急性薬物中毒を、集中治療を要する最重症や誤嚥性肺炎など併存症のある患者を含め、数多く入院加療を行っております。
また、頚髄損傷など手術を必要としない外傷の入院加療を行っておりますが、高齢者で自宅退院が困難となるケースが多いため、救急医療にかかわる医療ソーシャルワーカーを増員して、近隣の二次医療機関との連携を密にして、早期の退院調整を図っております。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 125 6.03 5.98 0.00 44.92  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし 46 2.87 3.02 0.00 39.39  
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 44 6.18 6.04 0.00 40.07  
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 37 11.41 10.48 0.00 54.16  
120100xx01xxxx 子宮内膜症 子宮全摘術等 35 7.14 7.13 0.00 39.20  
婦人科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①120060xx02xxxx:は「子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等」による入院
②12002xxx02x0xx:は「子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等」による入院
③120070xx02xxxx:は「卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等」による入院
④12002xxx01x0xx:は「子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等」による入院
⑤120100xx01xxxx:は「子宮内膜症 子宮全摘術等」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①44.92歳、②39.39歳、③40.07歳、④54.16歳、⑤39.20歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 5.98日(当院 6.03日)、② 3.02日(当院 2.87日)、③ 6.04日(当院 6.18日)、④ 10.48日(当院 11.41日)、⑤ 7.13日(当院 7.14日)であった。

良性婦人科疾患に対する婦人科手術は、腹腔鏡で対応するものが8割以上と低侵襲化が進んでいる。円錐切除が増加傾向にある。
肝胆膵外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 121 4.17 4.59 0.00 69.16  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 58 6.64 6.07 0.00 59.16  
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 49 7.37 6.93 0.00 52.10  
060050xx02xxxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 49 14.31 14.50 0.00 65.18  
06007xxx010xxx 膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 手術・処置等1 なし 33 25.42 24.71 0.00 66.21  
肝胆膵外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①060160x001xxxx:は「鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等」による入院
②060330xx02xxxx:は「胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等」による入院
③060335xx02000x:は「胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等」による入院
④060050xx02xxxx:は「肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等」による入院
⑤06007xxx010xxx:は「膵臓、脾臓の腫瘍 膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①69.16歳、②59.16歳、③52.10歳、④65.18歳、⑤66.21歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 4.59日(当院 4.17日)、② 6.07日(当院 6.64日)、③ 6.93日(当院 7.37日)、④ 14.50日(当院 14.31日)、⑤ 24.71日(当院 25.42日)であった。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 87 25.17 22.44 3.45 74.57  
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 77 41.13 26.42 33.77 82.60  
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 76 21.20 20.14 3.95 68.09  
070343xx02x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 内視鏡下椎弓切除術等 手術・処置等2 なし 28 9.14 11.87 0.00 73.21  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 24 4.42 4.86 0.00 53.12  
整形外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①070230xx01xxxx:は「膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等」による入院
②160800xx01xxxx:は「股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等」による入院
③07040xxx01xxxx:は「股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等」による入院
④070343xx02x0xx:は「脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 内視鏡下椎弓切除術等」による入院
⑤160760xx97xx0x:は「前腕の骨折 骨折観血的手術(前腕)等」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①74.57歳、②82.60歳、③68.09歳、④73.21歳、⑤53.12歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 22.44日(当院 25.17日)、② 26.42日(当院 41.13日)、③ 20.14日(当院 21.20日)、④ 11.87日(当院 9.14日)、⑤ 4.86日(当院 4.42日)であった。

当科では、変形性膝関節症、変形性股関節症などに対する人工関節置換術、そして股関節骨折に対する人工骨頭置換術の患者数が多い。人工関節置換術は待機的手術で、クリニカルパスにより比較的短期間で自宅退院することが多いが、人工骨頭置換術は主として救急入院した高齢者の股関節骨折に対して行うため、年齢、在院日数が比較的長く、他施設転院になることが多い。2022年度より、脊椎外科専門医が2名新たに赴任し、2023年度よりさらに3名に増強され、今後脊椎関連の患者受け入れに向けて整備している。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 51 6.75 6.05 1.96 2.73  
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 48 7.17 5.89 0.00 1.10  
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 46 4.46 5.70 0.00 3.74  
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 32 7.00 5.56 0.00 2.03  
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 あり 27 2.07 2.09 0.00 3.63  
小児科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①040100xxxxx00x:は「喘息」による入院
②040090xxxxxxxx:は「急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)」による入院
③060380xxxxx0xx:は「ウイルス性腸炎」による入院
④040070xxxxx0xx:は「インフルエンザ、ウイルス性肺炎」による入院
⑤080270xxxx1xxx:は「食物アレルギー 小児食物アレルギー負荷検査」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①2.73歳、②1.10歳、③3.74歳、④2.03歳、⑤3.63歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 6.05日(当院 6.75日)、② 5.89日(当院 7.17日)、③ 5.70日(当院 4.46日)、④ 5.56日(当院 7.00日)、⑤ 2.09日(当院 2.07日)であった。

小児科の入院治療の患者数は、小児疾患で最も頻度の多い急性呼吸器感染症・慢性呼吸器疾患・ウイルス感染症が上位を占めており、これは当科が地域に密着した外来・救急医療に重点を置き、地域の医療機関との連携を積極的に実施していることによる。アレルギーの診療にも力を入れており、食物アレルギー負荷試験を入院にて安全に行っている。またこの他にも川崎病、小児血液・がん疾患、神経疾患や脳炎・脳症、重症心身症、循環器疾患などの入院治療を行っている。
大腸肛門外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 54 13.09 15.40 0.00 71.81  
110050xx97x10x 後腹膜疾患 その他の手術あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 43 16.98 20.58 0.00 60.02  
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 11.65 9.00 0.00 71.35  
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 26 5.88 5.32 0.00 44.23  
110050xx99x0xx 後腹膜疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 21 8.86 10.73 0.00 66.43  
大腸肛門外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①060035xx010x0x:は「結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等」による入院
②110050xx97x10x:は「後腹膜疾患 その他の手術あり 化学療法等」による入院
③060210xx99000x:は「ヘルニアの記載のない腸閉塞」による入院
④060150xx03xxxx:は「虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等」による入院
⑤110050xx99x0xx:は「後腹膜疾患」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①71.81歳、②60.02歳、③71.35歳、④44.23歳、⑤66.43歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 15.40日(当院 13.09日)、② 20.58日(当院 16.98日)、③ 9.00日(当院 11.65日)、④ 5.32日(当院 5.88日)、⑤ 10.73日(当院 8.86日)であった。

結腸癌および直腸癌のいずれにおいても平均年齢が高い患者が多く、また併存疾患も多く在院日数もやや長めとなっている。最終的に安全に日常生活に復帰できるように対応している。また虫垂腫瘍を含む腹膜腫瘍性疾患に関しては多数の精査・加療を行っており当院の特筆すべき特徴となっている。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 93 10.11 8.54 7.53 64.37  
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 50 25.84 19.58 48.00 65.74  
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 34 2.24 2.95 0.00 55.35  
010040x199x0xx 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 32 33.50 23.28 56.25 77.50  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 11.10 10.14 9.68 76.13  
脳神経外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①160100xx99x00x:は「頭蓋・頭蓋内損傷」による入院
②010040x099000x:は「非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)」による入院
③010030xx9910xx:は「未破裂脳動脈瘤 手術なし 造影剤注入手技動脈造影カテーテル法 」による入院
④010040x199x0xx:は「非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上)」による入院
⑤160100xx97x00x:は「頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①64.37歳、②65.74歳、③55.35歳、④77.50歳、⑤76.13歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 8.54日(当院 10.11日)、② 19.58日(当院 25.84日)、③ 2.95日(当院 2.24日)、④ 23.28日(当院 33.50日)、⑤ 10.14日(当院 11.10日)であった。

当院は救急車を多数受け入れており、脳神経外科では頭部外傷や脳卒中により入院される方が多いです。
頭部外傷や非外傷性頭蓋内血腫(高血圧性脳内出血など)であっても意識状態がよく手術の必要性のない方も多く、急性期治療ののち自宅退院やリハビリテーション病院に転院されています。
軽症、重症を問わず、急性期治療に加えて早期からのリハビリテーションを行い、早期の社会復帰を目指して積極的に治療を行っております。
食道胃外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 61 21.05 18.05 3.28 71.66  
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 8.68 9.00 0.00 62.24  
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 19 10.68 8.87 0.00 65.84  
060010xx99x41x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり 19 13.95 15.33 0.00 66.89  
060010xx02xx0x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 定義副傷病 なし 18 28.17 29.48 0.00 65.89  
食道胃外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①060020xx02xxxx:は「胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等」による入院
②060210xx99000x:は「ヘルニアの記載のない腸閉塞」による入院
③060010xx99x40x:は「食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 化学療法ありかつ放射線療法なし」による入院
④060010xx99x41x:は「食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 化学療法ありかつ放射線療法なし 白血球疾患」による入院
⑤060010xx02xx0x:は「食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術等」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①71.66歳、②62.24歳、③65.84歳、④66.89歳、⑤65.89歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 18.05日(当院 21.05日)、② 9.00日(当院 8.68日)、③ 8.87日(当院 10.68日)、④ 15.33日(当院 13.95日)、⑤ 29.48日(当院 28.17日)であった。

食道癌、胃癌の外科治療、化学療法、放射線療法、緩和ケアを中心に行っています。また腹部救急疾患にも対応しています。早期癌から進行癌まで、また全身リスクの高い症例に対応が可能です。胸腔鏡、腹腔鏡、ロボット支援手術、開腹、開胸手術を行っています。
総合診療感染症科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 38 21.21 13.61 13.16 82.05  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 30 22.93 21.11 20.00 82.67  
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 20 17.35 13.50 5.00 70.25  
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし 20 9.15 9.48 5.00 49.35  
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 15 23.93 19.61 0.00 78.27  
総合診療感染症科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①110310xx99xxxx:は「腎臓又は尿路の感染症」による入院
②040081xx99x0xx:は「誤嚥性肺炎」による入院
③080010xxxx0xxx:は「膿皮症」による入院
④180030xxxxxx0x:は「その他の感染症(真菌を除く。)」による入院
⑤180010x0xxx0xx:は「敗血症(1歳以上)」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①82.05歳、②82.67歳、③70.25歳、④49.35歳、⑤78.27歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 13.61日(当院 21.21日)、② 21.11日(当院 22.93日)、③ 13.50日(当院 17.35日)、④ 9.48日(当院 9.15日)、⑤ 19.61日(当院 23.93日)であった。

総合診療・感染症科で多く扱う疾患は、高齢の患者さんがかかりやすい一般的な感染症である、腎臓または尿路の感染症や誤嚥性肺炎、皮膚感染症等です。重症感染症である敗血症に至った方も多く担当しています。また、併存する問題点についても入院中に診療を行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 31 7.35 6.23 0.00 57.52  
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 25 5.12 6.81 0.00 50.36  
030428xxxxxxxx 突発性難聴 25 9.08 8.56 0.00 59.92  
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 21 8.52 7.73 0.00 27.43  
030280xxxxxxxx 声帯ポリープ、結節 21 2.90 4.41 0.00 46.48  
耳鼻咽喉科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①030350xxxxxxxx:は「慢性副鼻腔炎」による入院
②030150xx97xxxx:は「耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり」による入院
③030428xxxxxxxx:は「突発性難聴」による入院
④030230xxxxxxxx:は「扁桃、アデノイドの慢性疾患」による入院
⑤030280xxxxxxxx:は「声帯ポリープ、結節」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①57.52歳、②50.36歳、③59.92歳、④27.43歳、⑤46.48歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 6.23日(当院 7.35日)、② 6.81日(当院 5.12日)、③ 8.56日(当院 9.08日)、④ 7.73日(当院 8.52日)、⑤ 4.41日(当院 2.90日)であった。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 11.35 7.33 5.88 66.68  
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 34 18.03 15.97 32.35 70.18  
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作 手術・処置等2 なし 21 6.71 6.30 0.00 68.76  
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 21 22.05 16.01 47.62 72.43  
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2 なし 15歳以上 19 26.16 16.85 15.79 53.47  
神経内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①010230xx99x00x:は「てんかん」による入院
②010060x2990401:は「脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満)エダラボン Rankin Scale 0~2等」による入院
③010061xxxxx0xx:は「一過性脳虚血発作」による入院
④010060x2990201:は「脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満)脳血管疾患等リハ等 Rankin Scale 0~2等」による入院
⑤010080xx99x0x1:は「脳脊髄の感染を伴う炎症」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①66.68歳、②70.18歳、③68.76歳、④72.43歳、⑤53.47歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 7.33日(当院 11.35日)、② 15.97日(当院 18.03日)、③ 6.30日(当院 6.71日)、④ 16.01日(当院 22.05日)、⑤ 16.85日(当院 26.16日)であった。

当院は急性期医療機関であり、当科は特に急性期脳梗塞やてんかん重積発作を多く診療しています。脳梗塞および一過性脳虚血発作は2022年度は170例あまりであり、転帰は自宅退院が45%、リハビリ転院が34%、療養転院15%、死亡4%でした。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 63 15.17 13.61 6.35 71.84  
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 45 10.96 11.77 0.00 65.93  
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 あり 25 8.56 6.45 0.00 47.52  
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 22 17.59 19.61 9.09 81.50  
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 14 12.71 13.82 0.00 69.64  
腎臓内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①110310xx99xxxx:は「腎臓又は尿路の感染症」による入院
②110280xx9900xx:は「慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全」による入院
③110280xx991xxx:は「慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 経皮的腎生検法」による入院
④180010x0xxx0xx:は「敗血症(1歳以上)」による入院
③110280xx9901xx:は「慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 人工腎臓」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①71.84歳、②65.93歳、③47.52歳、④81.50歳、⑤69.64歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 13.61日(当院 15.17日)、② 11.77日(当院 10.96日)、③ 6.45日(当院 8.56日)、④ 19.61日(当院 17.59日)、⑤ 13.82日(当院 12.71日)であった。

高齢化に伴い慢性腎臓病 (CKD)は増加しており、総透析患者数は増え続けている(全国で約35万人)。末期腎不全に至る前の腎炎やネフローゼ症候群に対し、腎生検など適切な検査を通じて確定診断に繋げている。その上で、患者教育を含め、科学的根拠に基づいた治療を進め、腎障害進行の抑制に努めている。尿路感染症、特に急性腎盂腎炎は高齢化に伴い増加しており、敗血症・多臓器不全に陥る難治例も多いことから、積極的に加療を引き受けている。急性腎不全や、溢水に伴う心不全は救急医療の対象であり、緊急透析の適応を判断し、迅速に治療を行っている。
内分泌代謝科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 79 13.62 14.28 2.53 68.84  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 27 19.56 21.11 18.52 86.44  
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 22 11.23 13.43 4.55 49.73  
100180xx990x0x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 18 5.39 6.41 5.56 53.89  
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 15 16.27 13.16 0.00 64.60  
糖尿病・内分泌代謝科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①10007xxxxxx1xx:は「2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)インスリン製剤(注射薬に限る)」による入院
②040081xx99x0xx:は「誤嚥性肺炎」による入院
③100040xxxxx00x:は「糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡」による入院
④100180xx990x0x:は「副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍」による入院
⑤10006xxxxxx1xx:は「1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)インスリン製剤(注射薬に限る)」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①68.84歳、②86.44歳、③49.73歳、④53.89歳、⑤64.60歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 14.28日(当院 13.62日)、② 21.11日(当院 19.56日)、③ 13.43日(当院 11.23日)、④ 6.41日(当院 5.39日)、⑤ 13.16日(当院 16.27日)であった。

当科では、糖尿病の総合的な診療(合併症を含む)とともに、1型糖尿病に対する先進的治療や希少疾患を含めた内分泌疾患、肥満症の専門的診療に積極的に取り組んでいます。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 187 2.99 2.63 0.00 77.13  
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 34 2.94 5.18 0.00 74.29  
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 12 7.58 8.05 0.00 60.83  
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 11 7.45 5.80 0.00 69.55  
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 - - 4.67 - -  
眼科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①020110xx97xxx0:は「白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼」による入院
②020220xx97xxx0:は「緑内障 その他の手術あり 片眼」による入院
③020160xx97xxx0:は「網膜剥離 手術あり 片眼」による入院
④020200xx9710xx:は「黄斑、後極変性 手術ありかつ水晶体再建術」による入院
⑤020110xx97xxx1:は「白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼」による入院

①から④の治療を受けた患者の年齢平均は①77.13歳、②74.29歳、③60.83歳、④69.55歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 2.63日(当院 2.99日)、② 5.18日(当院 2.94日)、③ 8.05日(当院 7.58日)、④ 5.80日(当院 7.45日)であった。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 5あり 28 16.57 19.67 0.00 71.29  
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 20 32.25 37.16 5.00 61.20  
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 3あり 17 21.18 15.07 0.00 75.53  
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 3あり 14 25.50 29.52 7.14 75.71  
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 12 9.17 10.00 0.00 69.00  
血液内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①130030xx99x5xx:は「非ホジキンリンパ腫 リツキサン+グラン等」による入院
②130010xx97x2xx:は「急性白血病 手術あり 化学療法」による入院
③130030xx99x3xx:は「非ホジキンリンパ腫 化学療法」による入院
④130030xx97x3xx:は「非ホジキンリンパ腫 手術あり 化学療法」による入院
⑤130030xx99x4xx:は「非ホジキンリンパ腫 リツキサン」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①71.29歳、②61.20歳、③75.53歳、④75.71歳、⑤69.00歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 19.67日(当院 16.57日)、② 37.16日(当院 32.25日)、③ 15.07日(当院 21.18日)、④ 29.52日(当院 25.50日)、⑤ 10.00日(当院 9.17日)であった。

主に造血器腫瘍(急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など)に対する、化学療法および造血幹細胞移植を行っている。
膠原病リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 56 19.79 14.67 1.79 54.80  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 18 20.33 21.11 5.56 89.06  
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 なし 13 17.92 15.73 0.00 76.77  
070560xx99x70x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 7あり 定義副傷病 なし 12 18.00 18.79 0.00 71.42  
070560xx97xxxx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり - - 34.59 - -  
膠原病内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①070560xx99x00x:は「重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患」による入院
②040081xx99x0xx:は「誤嚥性肺炎」による入院
③070470xx99x0xx:は「関節リウマチ」による入院
④070560xx99x70x:は「重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 ガンマグロブリン」による入院
⑤070560xx97xxxx:は「重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり」による入院

①から④の治療を受けた患者の年齢平均は①54.80歳、②89.06歳、③76.77歳、④71.42歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 14.67日(当院 19.79日)、② 21.11日(当院 20.33日)、③ 15.73日(当院 17.92日)、④ 18.79日(当院 18.00日)であった。

関節リウマチや全身性エリテマトーデスをはじめとするリウマチ膠原病診療を行っております。難治例や合併症症例、および周辺領域の診療も積極的に行っております。国内外の新しい知見もとりいれながら、保険診療を大きく逸脱することの無いよう努めております。
新生児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 106 10.09 6.13 0.94 0.00  
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 1あり 23 13.22 10.26 8.70 0.00  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 21 13.33 10.92 0.00 0.00  
140010x299x2xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 2あり 11 32.82 28.04 0.00 0.00  
140010x299x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 1あり - - 20.87 - -  
新生児科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①140010x199x0xx:は「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上」による入院
②140010x199x1xx:は「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上 中心静脈注射等」による入院
③140010x299x0xx:は「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満」による入院
④140010x299x2xx:は「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 シナジス」による入院
⑤140010x299x1xx:は「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 中心静脈注射等」による入院

①から④の治療を受けた患者の年齢平均は①0.00歳、②0.00歳、③0.00歳、④0.00歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 6.13日(当院 10.09日)、② 10.26日(当院 13.22日)、③ 10.92日(当院 13.33日)、④ 28.04日(当院 32.82日)であった。

新生児期に発症する各種の疾患(呼吸障害・仮死・低血糖・黄疸など)や早産低出生体重児を主に診療しており、当院で出生する院内出生児が多い。NICU(新生児集中治療室)では呼吸管理や中心静脈注射等が必要な重症児の管理にも対応している。
乳腺内分泌外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 139 9.40 9.99 0.00 56.63  
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 56 4.43 5.67 0.00 55.05  
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 14 3.29 4.04 0.00 36.57  
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) - - 7.71 - -  
070041xx97x00x 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 9.69 - -  
乳腺内分泌外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①090010xx010xxx:は「乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術 等」による入院
②090010xx02xxxx:は「乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)」による入院
③090020xx97xxxx:は「乳房の良性腫瘍 手術あり」による入院
④090010xx05xxxx:は「乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)」による入院
⑤070041xx97x00x:は「軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) その他の手術あり」による入院

①から③の治療を受けた患者の年齢平均は①56.63歳、②55.05歳、③36.57歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 9.99日(当院 9.40日)、② 5.67日(当院 4.43日)、③ 4.04日(当院 3.29日)であった。

当科の手術はリンパ節郭清を伴わない手術においては、温存手術で約5日程度、乳房切除術で約7日程度の入院期間で対応しております。またリンパ節郭清を伴う手術の場合でも約10日程度です。
当科ではご高齢の方、合併症を有する方など様々な方に対応できる診療体制を有しており、患者様の満足度もさることながら、安全面にも十分に配慮した医療を提供しております。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 93 11.33 10.06 1.08 67.14  
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 9.58 9.68 0.00 33.26  
040020xx97xxxx 縦隔の良性腫瘍 手術あり 15 6.53 7.84 0.00 52.13  
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 9.24 - -  
040151xx97x0xx 呼吸器のアスペルギルス症 手術あり 手術・処置等2 なし - - 27.99 - -  
呼吸器外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①040040xx97x00x:は「肺の悪性腫瘍 手術あり」による入院
②040200xx01x00x:は「気胸 肺切除術等」による入院
③040020xx97xxxx:は「縦隔の良性腫瘍 手術あり」による入院
④040200xx99x00x:は「気胸」による入院
⑤040151xx97x0xx:は「呼吸器のアスペルギルス症 手術あり」による入院

①から③の治療を受けた患者の年齢平均は①67.14歳、②33.26歳、③52.13歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 10.06日(当院 11.33日)、② 9.68日(当院 9.58日)、③ 7.84日(当院 6.53日)であった。

肺癌(ロボット支援下肺葉切除術、胸腔鏡下肺葉切除術から、拡大・サルベージ手術)、気胸、そのほか、縦隔腫瘍、炎症性肺疾患(肺アスペルギルス症、非結核性抗酸菌症など)、膿胸、胸部外傷など幅広く対応しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 22 3.32 2.66 0.00 60.55  
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 17 34.76 21.78 5.88 69.18  
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 3.94 7.59 0.00 65.31  
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 13 11.54 10.62 0.00 76.46  
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等2 1あり 11 37.36 28.45 36.36 73.18  
心臓血管外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①050180xx02xxxx:は「静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等」による入院
②050080xx0101xx:は「弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術等 中心静脈等」による入院
③110280xx02x00x:は「慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等」による入院
④050163xx03x0xx:は「非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術」による入院
⑤050161xx97x1xx:は「解離性大動脈瘤 その他の手術あり 中心静脈等」による入院

①から⑤の治療を受けた患者の年齢平均は①60.55歳、②69.18歳、③65.31歳、④76.46歳、⑤73.18歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 2.66日(当院 3.32日)、② 21.78日(当院 34.76日)、③ 7.59日(当院 3.94日)、④ 10.62日(当院 11.54日)、⑤ 28.45日(当院 37.36日)であった。
産科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 52 9.46 9.38 0.00 35.94  
120260x001xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等 20 12.55 9.37 0.00 33.40  
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし 14 13.07 20.78 7.14 33.93  
120160xx01xxxx 妊娠高血圧症候群関連疾患 子宮破裂手術等 10 15.10 12.84 0.00 35.60  
120180xx99xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 手術なし - - 6.62 - -  
産科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①120180xx01xxxx:は「胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等」による入院
②120260xx01xxxx:は「分娩の異常 子宮破裂手術等」による入院
③120170x199xxxx:は「早産、切迫早産(妊娠週数34週未満)」による入院
⑤120160xx01xxxx:は「妊娠高血圧症候群関連疾患 子宮破裂手術等」による入院
④120180xx99xxxx:は「胎児及び胎児付属物の異常」による入院

①から④の治療を受けた患者の年齢平均は①35.94歳、②33.40歳、③33.93歳、④35.60歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 9.38日(当院 9.46日)、② 9.37日(当院 12.55日)、③ 20.78日(当院 13.07日)、④ 12.84日(当院 15.10日)であった。

地域周産期センターとしての特性から、他院より母体搬送症例あるいは産科的リスクの高い症例を受け入れ、帝王切開分娩となっている症例が多い。切迫早産や妊娠高血圧症の症例も高い割合を占めている。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 56 8.09 9.25 0.00 63.77  
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 39 11.69 13.50 0.00 70.23  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 11 4.73 7.29 0.00 81.64  
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし - - 4.50 - -  
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2 なし - - 28.56 - -  
皮膚科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①080020xxxxxxxx:は「帯状疱疹」による入院
②080010xxxx0xxx:は「膿皮症」による入院
③080006xx01x0xx:は「皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等」による入院
④070010xx970xxx:は「骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり」による入院
⑤080110xxxxx0xx:は「水疱症」による入院

①から③の治療を受けた患者の年齢平均は①63.77歳、②70.23歳、③81.64歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 9.25日(当院 8.09日)、② 13.50日(当院 11.69日)、③ 7.29日(当院 4.73日)であった。

帯状疱疹・蜂窩織炎については、随時入院を受け入れています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070520xx97xxxx リンパ節、リンパ管の疾患 手術あり 66 7.21 8.32 0.00 61.85  
160640xx01xxxx 外傷性切断 切断四肢再接合術等 14 9.57 16.59 0.00 59.71  
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし - - 2.90 - -  
160660xxxx10xx 皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし - - 18.80 - -  
11002xxx97x0xx 性器の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし - - 11.78 - -  
形成外科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①070520xx97xxxx:は「リンパ節、リンパ管の疾患 手術あり」による入院
②160640xx01xxxx:は「外傷性切断 切断四肢再接合術等」による入院
③020230xx97x0xx:は「眼瞼下垂 手術あり」による入院
④160660xxxx10xx:は「皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創 分層植皮術・遊離皮弁術等」による入院
⑤11002xxx97x0xx:は「性器の悪性腫瘍 手術あり」による入院

①から②の治療を受けた患者の年齢平均は①61.85歳、②59.71歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 8.32日(当院 7.21日)、② 16.59日(当院 9.57日)であった。

労災例・日帰り手術などDPC対象外症例の取り扱いが多いが、本データでは除外されている。「リンパ節、リンパ管の疾患、手術あり」では、軽症・中等症例に対する「リンパ管吻合術」症例のほか、重症例に対する「象皮病根治術」「自家遊離複合組織移植」症例が含まれており、平均在院日数が長くなっている。
乳腺腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 8あり 定義副傷病 なし 13 4.00 3.85 0.00 55.08  
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし 10 10.40 9.71 10.00 64.90  
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし - - 6.02 - -  
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし - - 4.19 - -  
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 6.45 - -  
乳腺腫瘍内科の上位5位までの疾患(治療)を見た指標。
①090010xx99x80x:は「乳房の悪性腫瘍 パージェタ」による入院
⑤090010xx99x0xx:は「乳房の悪性腫瘍」による入院
②090010xx99x30x:は「乳房の悪性腫瘍 化学療法ありかつ放射線療法なし」による入院
③120010xx99x50x:は「卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 カルボプラチン+パクリタキセル」による入院
④090010xx97x0xx:は「乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり」による入院

①から②の治療を受けた患者の年齢平均は①55.08歳、②64.90歳。
また全国的の平均的な入院期間は① 3.85日(当院 4.00日)、② 9.71日(当院 10.40日)であった。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 106 15 12 18 36 58 1 8
大腸癌 65 50 34 68 61 146 1 8
乳癌 87 85 23 - - 26 1 8
肺癌 82 18 54 73 58 180 1 8
肝癌 - 13 - - 11 73 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
集計期間内に、当院に入院し、癌診療を受けた5つの代表的癌疾患(5大癌)の診療情報の指標。
はじめての診断・治療(初発)時の病期(Stage;ステージ)と再発で治療を受けた患者数を集計した。初発の最頻値は次の通りであった。(不明は除く、10症例未満のものは表中-で表示、上皮内癌ステージ0は集計対象外)
胃癌StageⅠ、大腸癌StageⅣ、乳癌StageⅠ、肺癌StageⅠ、肝癌StageⅡ
虫垂腫瘍を含む腹膜腫瘍性疾患に関して、多数の精査・加療を行っており当院の特筆すべき特徴であり、今回の大腸癌集計に含まれております。また、腹膜腫瘍性疾患の関係からステージⅣが多くなっている特徴もあります。
なお、当該患者数については厚生労働省の指示する集計方法を用いて行っているため集計期間の退院数となります。複数回入院の場合は、入院回数分が集計されています。そのためがん統計の集計値とは件数が異なります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
  患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 16 9.88 55.75
中等症 69 14.62 74.62
重症 29 24.69 82.07
超重症 27 21.78 82.63
不明 - - -
日常生活をしていた人が発症した肺炎(市中肺炎)の重症度を見た指標。
入院中に発症した肺炎(院内肺炎)を別にし、市中肺炎の入院患者数等を見た。
当院では中等症が最も多い。平均年齢は74.6歳であった。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 183 30.01 76.26 45.05
その他 19 30.21 73.47 4.46
脳梗塞を国際的な疾病等の分類(ICD-10分類)に基づき、入院患者数等を見た指標。
主な疾患としては、次の診療による入院である。
①I63$は「脳梗塞」による入院

平均年齢は76.0歳、リハビリ病院等への転院率は49.5%であった。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 335 1.35 1.58 0.30 75.28  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 117 2.32 8.65 1.71 72.78  
K654 内視鏡的消化管止血術 84 0.96 9.94 5.95 72.31  
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) 75 0.88 5.64 0.00 76.93  
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 71 1.28 4.30 0.00 69.10  
消化器内科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K7211:は「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)」の手術
②K688:は「内視鏡的胆道ステント留置術」の手術
③K654:は「内視鏡的消化管止血術」の手術
④K6532:は「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術)」の手術
⑤K721-4:は「早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 75.28歳、② 72.78歳、③ 72.31歳、④ 76.93歳、⑤ 69.10歳であった。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 185 1.99 21.89 5.95 72.32  
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 61 4.31 26.07 26.23 75.18  
K0462 骨折観血的手術(下腿) 等 46 4.09 10.93 4.35 61.37  
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(下腿) 等 38 1.26 3.58 0.00 47.45  
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 27 8.37 33.30 29.63 85.07  
整形外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K0821:は「人工関節置換術(膝)等」の手術
②K0461:は「骨折観血的手術(大腿)等」の手術
③K0462:は「骨折観血的手術(下腿)等」の手術
④K0483:は「骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕) 等」の手術
⑤K0811:は「人工骨頭挿入術(股)」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 72.32歳、② 75.18歳、③ 61.37歳、④ 47.45歳、⑤ 85.07歳であった。

当科では人工関節置換術が多く行われており、膝関節・股関節とも東京都内で大学病院等と並ぶ手術件数をおこなっている。大腿骨の骨折観血的手術と人工骨頭挿入術は、高齢者の転倒による骨折に対して行われることが多く、在院日数が比較的長く、転院になることが多い。骨内異物除去術は骨折の治癒後に内固定具を除去する手術で、在院日数、転院率も少ない。前項で述べたように、2022年度から脊椎外科専門医が増強され、今後脊椎関連の患者受け入れに向けて整備している。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合) 等 101 1.04 5.01 0.00 48.99  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 等 78 1.04 4.33 0.00 38.67  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 50 0.72 1.10 0.00 39.98  
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 38 1.00 5.39 0.00 36.21  
K872-32 子宮内膜ポリープ切除術(その他のもの) 等 37 0.14 1.03 0.00 42.84  
婦人科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K877-2:は「腹腔鏡下腟式子宮全摘術(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合)等」の手術
②K8882:は「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの)等」の手術
③K867:は「子宮頸部(腟部)切除術」の手術
④K872-2:は「腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術」の手術
⑤K872-32:は「子宮内膜ポリープ切除術(その他のもの)等」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 48.99歳、② 38.67歳、③ 39.98歳、④ 36.21歳、⑤ 42.84歳であった。

婦人科手術の低侵襲化が定着し、腹腔鏡手術からロボット支援下手術への移行が一部みられる。また子宮内容除去術では手動真空吸引法が導入されている。
肝胆膵外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 118 1.64 4.97 0.00 56.76  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 80 0.86 2.01 0.00 66.10  
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 41 1.24 2.59 0.00 76.02  
K6951イ 肝切除術(部分切除)(単回の切除によるもの) 20 4.15 9.45 0.00 65.20  
K672 胆嚢摘出術 18 3.44 13.83 0.00 77.83  
肝胆膵外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K672-2:は「腹腔鏡下胆嚢摘出術」の手術
②K634:は「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側)」の手術
③K6335:は「ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)」の手術
④K6951イ:は「肝切除術(部分切除)(単回の切除によるもの)」の手術
⑤K672:は「胆嚢摘出術」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 56.76歳、② 66.10歳、③ 76.02歳、④ 65.20歳、⑤ 77.83歳であった。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 89 1.15 5.67 0.00 67.52  
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 77 1.38 5.04 0.00 75.86  
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 74 1.11 10.54 0.00 71.97  
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 72 1.17 3.10 0.00 63.64  
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 19 1.53 9.42 0.00 70.32  
泌尿器科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K783-2:は「経尿道的尿管ステント留置術」の手術
②K8036イ:は「膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの)」の手術
③K843-4:は「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)」の手術
④K7811:は「経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの)」の手術
⑤K773-2:は「腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 67.52歳、② 75.86歳、③ 71.97歳、④ 63.64歳、⑤ 70.32歳であった。

当科ではロボット支援手術(前立腺、腎、腎尿管、副腎)、腹腔鏡手術(腎、腎尿管、副腎)、尿路結石に対する手術(ESWL、TUL、PNL、TUL+PNL)などを中心に診療しております。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 130 4.05 3.14 1.54 71.45  
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 63 1.24 2.21 0.00 65.79  
K5461 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞に対するもの) 46 0.04 20.17 6.52 69.28  
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 44 4.34 3.86 0.00 71.25  
K5973 ペースメーカー移植術(リードレスペースメーカーの場合) 26 5.38 8.00 11.54 87.96  
循環器内科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K5493:は「経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの)」の手術
②K5951:は「経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの)」の手術
③K5461:は「経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞に対するもの)」の手術
④K616:は「四肢の血管拡張術・血栓除去術」の手術
⑤K5973:は「ペースメーカー移植術(リードレスペースメーカーの場合)」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 71.45歳、② 65.79歳、③ 69.28歳、④ 71.25歳、⑤ 87.96歳であった。

不安定ではない狭心症に対する冠動脈ステント留置術は平均71歳で約7日の入院です。
心房中隔穿刺を伴うカテーテルアブレーションは平均66歳で約4日の入院です。
急性期心筋梗塞に対する経皮的冠動脈形成術は多枝病変患者が多いこともあり平均69歳で約20日の入院です。
末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症)に対するカテーテル治療は平均71歳で約8日の入院です。
高齢者の徐脈性疾患には侵襲の少なさ、手技時間の短さ、術後日数の短さからリードレスペースメーカーの植え込みが増加し、平均88歳で約13日の入院です。
大腸肛門外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 48 3.52 9.92 0.00 71.40  
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術)(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合) 等 29 3.45 18.52 0.00 63.72  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 27 1.00 3.74 0.00 44.89  
K7322ロ 人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴うもの)(その他のもの) 19 1.16 8.58 0.00 61.68  
K747 肛門尖圭コンジローム切除術 等 17 0.94 1.47 0.00 37.82  
大腸肛門外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K719-3:は「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」の手術
②K740-22:は「腹腔鏡下直腸切除・切断術(低位前方切除術)(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合)」の手術
③K718-21:は「腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの)」の手術
④K7322ロ:は「人工肛門閉鎖術(腸管切除を伴うもの)(その他のもの)」の手術
⑤K747:は「肛門尖圭コンジローム切除術 等」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 71.40歳、② 63.72歳、③ 44.89歳、④ 61.68歳、⑤ 37.82歳であった。

結腸癌および直腸癌の手術症例がメインの手術症例となってくるが大部分の症例を低侵襲手術である腹腔鏡手術またはロボット手術によって行っている。特に直腸癌においては積極的に集学的治療を用いることにより永久の人工肛門を極力回避した肛門温存術を行っており、近年はこれをロボット手術によって行うことにより根治性を高く維持しつつ、一方で神経や臓器温存を両立させた手術を行っている。また腹膜偽粘液腫に対する外科治療も積極的に加療を行っている。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3892 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡によるもの) 25 1.00 1.00 0.00 46.80  
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 25 1.00 6.16 0.00 25.88  
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡によるもの) 25 1.28 1.60 0.00 62.44  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 15 1.40 5.53 0.00 64.47  
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 13 1.00 4.85 0.00 50.23  
耳鼻咽喉科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K3892:は「声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡によるもの)等」の手術
②K3772:は「口蓋扁桃手術(摘出)」の手術
③K3932:は「喉頭腫瘍摘出術(直達鏡によるもの)」の手術
④K340-5:は「内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術)」の手術
⑤K340-6:は「内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術)」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 46.80歳、② 25.88歳、③ 62.44歳、④ 64.47歳、⑤ 50.23歳であった。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 183 1.11 1.05 0.00 77.42  
K2682ロ 緑内障手術(流出路再建術)(その他のもの) 35 0.94 1.00 0.00 73.74  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 30 1.13 5.27 0.00 63.50  
K281 増殖性硝子体網膜症手術 - - - - -  
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) - - - - -  
眼科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K2821ロ:は「水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの)」の手術
②K2682ロ:は「緑内障手術(流出路再建術)(その他のもの)」の手術
③K2801:は「硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの)」の手術
④K281:は「増殖性硝子体網膜症手術」の手術
⑤K2821イ:は「水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの)」の手術

①から③の手術を受けた患者の年齢平均は① 77.42歳、② 73.74歳、③ 63.50歳であった。

流出路再建術は単独、白内障同時手術ともに原則2泊3日の入院手術で行っている。網膜剥離は原則5泊6日の入院手術で行っている。
乳腺内分泌外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 92 1.24 6.98 0.00 57.68  
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 56 1.09 2.34 0.00 55.05  
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) 35 1.03 7.63 0.00 54.51  
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル以上) - - - - -  
K4741 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル未満) - - - - -  
乳腺内分泌外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K4763:は「乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの))」の手術
②K4762:は「乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの))」の手術
③K4765:は「乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの)」の手術
④K4742:は「乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル以上)」の手術
⑤K4741:は「乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル未満)」の手術

①から③の手術を受けた患者の年齢平均は① 57.68歳、② 55.05歳、③ 54.51歳であった。

当科の手術はリンパ節郭清を伴わない手術においては、温存手術で約5日程度、乳房切除術で約7日程度の入院期間で対応しております。またリンパ節郭清を伴う手術の場合でも約10日程度です。
当科ではご高齢の方、合併症を有する方など様々な方に対応できる診療体制を有しており、患者様の満足度もさることながら、安全面にも十分に配慮した医療を提供しております。
食道胃外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K655-22 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) 36 4.33 12.58 2.78 71.14  
K529-21 胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの) 22 6.23 38.64 0.00 68.82  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 15 2.67 1.13 0.00 71.07  
K6552 胃切除術(悪性腫瘍手術) 13 9.46 26.08 7.69 71.31  
K654-31 腹腔鏡下胃局所切除術(内視鏡処置を併施するもの) 12 2.08 7.17 0.00 66.42  
食道胃外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K655-22:は「腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術)」の手術
②K529-21:は「胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作によるもの)」の手術
③K7211:は「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)」の手術
④K6552:は「胃切除術(悪性腫瘍手術)」の手術
⑤K654-31:は「腹腔鏡下胃局所切除術(内視鏡処置を併施するもの)」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 71.14歳、② 68.82歳、③ 71.07歳、④ 71.31歳、⑤ 66.42歳であった。

食道癌、胃癌以外にも腹部救急疾患にも対応しています。中心静脈注射用植込型カテーテル設置や胃瘻の交換を行っています。さらに栄養や在宅に向けての連携にも力を入れています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 33 1.42 13.97 15.15 77.70  
K1781 脳血管内手術(1箇所) 22 3.95 46.68 63.64 61.05  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) 20 0.55 72.05 70.00 65.40  
K178-4 経皮的脳血栓回収術 15 0.20 39.13 53.33 73.80  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 14 4.57 26.50 35.71 63.29  
脳神経外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K164-2:は「慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等」の手術
②K1781:は「脳血管内手術(1箇所)」の手術
③K1643:は「頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの)」の手術
④K178-4:は「経皮的脳血栓回収術」の手術
⑤K1692:は「頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの)」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 77.70歳、② 61.05歳、③ 65.40歳、④ 73.80歳、⑤ 63.29歳であった。

より侵襲の少ない手術が求められており、カテーテルによる脳血管内治療や内視鏡手術が増加の傾向にあります。
特にくも膜下出血や脳梗塞といった脳卒中に対しては発症早期の治療が必要であり積極的にカテーテル治療を行っております。
高齢者に多い慢性硬膜下血腫では、外科治療に加え併存症の治療や在宅を目指した短期間の歩行訓練等の積極的なリハビリテーションを実施しており、高齢であっても多くの方が回復されています。
頭蓋内出血に対しては救命のための開頭手術をおこなったり、条件が整えばより低侵襲の内視鏡による血腫除去術を行っています。外科治療後はできるだけ早期のリハビリテーションも開始し、その後の状態の安定に寄与しています。
脳腫瘍に対する外科治療も積極的に行っておりその後の化学療法も行っております。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの)(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合) 等 55 2.25 8.25 0.00 67.58  
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 等 28 3.00 8.39 3.57 66.93  
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) 20 4.10 4.30 0.00 33.00  
K513-2 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合) 15 1.67 4.33 0.00 52.87  
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 12 2.33 6.42 0.00 67.33  
呼吸器外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K514-23:は「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える、内視鏡手術用支援機器を用いた場合)等」の手術
②K514-22:は「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除)(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合)等」の手術
③K5131:は「胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの))」の手術
④K513-2:は「胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いて行った場合)等」の手術
⑤K514-21:は「胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 67.58歳、② 66.93歳、③ 33.00歳、④ 52.87歳、⑤ 67.33歳であった。

低侵襲手術として、ロボット支援下肺葉切除術が増加しています。従来通りに、悪性腫瘍ではない肺疾患に対しては、完全胸腔鏡下肺葉切除術を行っています。炎症性肺疾患(非結核性抗酸菌症)、気胸や縦隔腫瘍にも完全胸腔鏡下手術を行っています。一方、進行肺癌などには高難易度の拡大手術を行い、根治的抗がん剤放射線照射後のサルベージ手術等を行っています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 20 1.00 1.20 0.00 61.60  
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) 17 1.24 2.41 0.00 66.53  
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 17 1.82 19.53 11.76 75.88  
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 16 8.44 19.81 0.00 62.88  
K5551 弁置換術(1弁のもの) 14 4.50 30.29 7.14 71.86  
心臓血管外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K617-4:は「下肢静脈瘤血管内焼灼術」の手術
②K6121イ:は「末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの)」の手術
③K5612ロ:は「ステントグラフト内挿術(腹部大動脈)」の手術
④K5522:は「冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上)」の手術
⑤K5551:は「弁置換術(1弁のもの)」の手術

①から⑤の手術を受けた患者の年齢平均は① 61.60歳、② 66.53歳、③ 75.88歳、④ 62.88歳、⑤ 71.86歳であった。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K628 リンパ管吻合術 64 1.13 5.03 0.00 61.89  
K0882 切断四肢再接合術(指) 等 11 0.27 7.45 0.00 56.36  
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -  
K0172 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)(その他の場合) - - - - -  
K0171 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)(乳房再建術の場合) - - - - -  
形成外科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K628:は「リンパ管吻合術」の手術
②K0882:は「切断四肢再接合術(指)等」の手術
③K2191:は「眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)」の手術
④K0172:は「遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)(その他の場合)」の手術
⑤K0171:は「遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)(乳房再建術の場合)」の手術

①から②の手術を受けた患者の年齢平均は① 61.89歳、② 56.36歳であった。

労災例・日帰り手術などDPC対象外症例の取り扱いが多いが、本データでは除外されている。「リンパ管吻合術」では術前・術後に包帯療法を要する重症例が含まれており、平均術後日数が長くなっている。
産科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 57 3.42 7.23 0.00 36.39  
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 40 3.68 8.13 0.00 34.15  
K9062 子宮頸管縫縮術(シロッカー法) - - - - -  
K8721 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) - - - - -  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) - - - - -  
産科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K8982:は「帝王切開術(選択帝王切開)」の手術
②K8981:は「帝王切開術(緊急帝王切開)」の手術
③K9062:は「子宮頸管縫縮術(シロッカー法)」の手術
④K8721:は「子宮筋腫摘出(核出)術(腹式)」の手術
⑤K8882:は「子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの)」の手術

①から②の手術を受けた患者の年齢平均は① 36.39歳、② 34.15歳であった。

分娩中に緊急帝王切開で対応する症例、予定帝王切開で対応する症例が増加している傾向にある。
救急医学科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0134 分層植皮術(200以上) 11 30.09 27.64 54.55 65.73  
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方又は後側方固定) - - - - -  
K128 脊椎内異物(挿入物)除去術 等 - - - - -  
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 - - - - -  
K386 気管切開術 - - - - -  
救急科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K0134:は「分層植皮術(200以上)」の手術
②K1422:は「脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方又は後側方固定)」の手術
③K128:は「脊椎内異物(挿入物)除去術 等」の手術
④K0461:は「骨折観血的手術(大腿) 等」の手術
⑤K386:は「気管切開術」の手術

①の手術を受けた患者の年齢平均は① 65.73歳であった。

四肢開放骨折や熱傷、壊死性軟部組織感染症などの病態に対して、デブリードマンや減張切開術などに加え、分層植皮術まで当診療科で行っております。
また、2021度より稼働した外傷センターの中核として、脊椎や骨盤骨折、四肢開放骨折などの整形外傷による観血的固定術を行っております。集中治療を要する場合や精神疾患を伴うケースも多く、救命救急センター内で手術を行うことにより、早期の手術実施と退院調整を図っております。
呼吸器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K508-3 気管支熱形成術 18 1.06 5.33 0.00 44.39  
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他のもの) 16 5.81 11.00 12.50 70.81  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) - - - - -  
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) - - - - -  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) - - - - -  
呼吸器科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K508-3:は「気管支熱形成術」の手術
②K6153:は「血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他のもの)」の手術
③K6182:は「中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)」の手術
④K5131:は「胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの))」の手術
⑤K7211:は「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)」の手術

①から②の手術を受けた患者の年齢平均は① 44.39歳、② 70.81歳であった。

気管支熱形成術は日本全国から患者が紹介され施行しています。喀血症例については、救急などでの搬送例に対しても速やかに血管塞栓術を施行しています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 11 8.82 10.82 18.18 69.55  
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) - - - - -  
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) - - - - -  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) - - - - -  
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) - - - - -  
腎臓内科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K7211:は「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)」の手術
②K6121イ:は「末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの)」の手術
③K6147:は「血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈)」の手術
④K664:は「胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。)」の手術
⑤K6335:は「ヘルニア手術(鼠径ヘルニア)」の手術

①の手術を受けた患者の年齢平均は① 69.55歳であった。

血液透析実施する上で、ブラッドアクセスの設置は極めて重要であり、当院では心臓血管外科の協力のもと、毎年多くの内シャントを作製している。最近は人工血管(グラフト)を使用する難治例も多い。また、シャント不全に陥った症例に対して、再造設や PTA(経皮的血管形成術))などの処置を実施している。急性腎不全の原因が、尿路の狭窄や閉塞のような腎後性の場合には、泌尿器科に依頼し尿管ステントを挿入することもある。また、長期の透析が可能となり、その合併症の治療も行っている。
新生児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの) 10 0.00 42.90 10.00 0.00  
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの) - - - - -  
K2762 網膜光凝固術(その他特殊なもの(一連につき)) - - - - -  
K2761 網膜光凝固術(通常のもの(一連につき)) - - - - -  
- - - - - - -  
新生児科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K9132:は「新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの)」の手術
②K9131:は「新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの)」の手術
③K2762:は「網膜光凝固術(その他特殊なもの(一連につき))」の手術
④K2761:は「網膜光凝固術(通常のもの(一連につき))」の手術

①の手術を受けた患者の年齢平均は① 0.00歳であった。

ハイリスク妊婦の出産では産科と協力して適切な周産期管理がされており、重症の新生児仮死症例は少ない状況である。また、眼科との連携のもと未熟児網膜症に対する網膜光凝固術を行っている。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 10 0.10 3.80 0.00 80.50  
K0062 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上,6cm未満) - - - - -  
K0063 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上,12cm未満) 等 - - - - -  
K0503 腐骨摘出術(足その他) - - - - -  
K013-22 全層植皮術(25以上100未満) - - - - -  
皮膚科の上位5位までの主要手術を見た指標。
①K0072:は「皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除)」の手術
②K0062:は「皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上,6cm未満)」の手術
③K0063:は「皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上,12cm未満) 等」の手術
④K0503:は「腐骨摘出術(足その他)」の手術
⑤K013-22:は「全層植皮術(25以上100未満)」の手術

①の手術を受けた患者の年齢平均は① 80.50歳であった。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 14 0.10
180010 敗血症 同一 90 0.63
異なる 28 0.20
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 77 0.54
異なる - -
入院医療費の支払い制度(DPC包括医療費支払い制度)から見た入院患者数と保険請求した患者数割合の指標。
入院の合併症として代表的な、会計上使用するDPC分類から4つ患者数等を集計。
なお、「180040手術・処置等の合併症」は、国際的な疾病等の分類(ICD-10分類)の表現を用いた分類表現であり、主病名の治療よりも入院中に他の合併症の医療資源が優先された分類であり、当院は0.5%あった。

更新履歴
2023年9月14日
当院のDPCデータに基づく臨床指標を公開しました。
この指標は、当院の診療情報管理室が作成し、保険・DPCコーディング委員会と医療の質向上委員会の承認を得て公開しています。