所属病棟の特徴
13階病棟は全室個室であり、急性期から終末期まであらゆる年齢層・病期に応じた看護実践が求められます。患者さんの求めるニーズは多岐に渡るため、患者さんの個別性に応じた快適な療養環境の提供に努めています。
現在の仕事内容
患者さんへの安全・安楽・確実な看護実践に努めつつ、副看護師長として共に働く病棟スタッフの指導や看護管理者の補佐として病棟運営に励んでいます。例えば、現在新採用者の教育については病棟全体で取り組んでいますが、私はこれまで指導経験のないスタッフへの教育支援も行っています。指導する際は、臨床教員の経験を活かし、新人看護師が学んできた過程を理解し、学生時代に学んだことを引き出しつつ段階的に成長できるよう心掛けています。
部署の管理・運営にあたって心掛けていること
副看護師長は看護師長を補佐する役割があり、看護部の理念はもちろんのこと看護師長の病棟運営の考えや方針をスタッフへ共有し、皆が役割発揮できるよう支援しています。また、スタッフとの対話を大切にし、相互理解を深め共に成長できるよう、日頃からコミュニケーションを大切にしています。
看護管理者としての自身の課題と、どうやってそれを乗り越えていきたいか
私は課題に対して自己解決してしまう傾向にあるため、他者へ協力を求め協働できるように心掛けています。例えば、患者さんに安全で安楽な看護を提供するためには、マニュアルの遵守や根拠に基づく実践が求められます。看護管理者としてルールを遵守してほしい場合は、一方的に伝えるのではなく、スタッフが理解し行動に移すことができるように実践の場面を通じて共に考えるようにしています。スタッフとの対話を通じて、相手の考えを受け入れつつどのようにしたらより良い看護を患者さんへ提供できるのかを考えるようにしています。
看護師としての今後の目標
私は「その人らしさを捉える看護」を大切にしています。患者さんは様々な思いを抱きながら療養されています。その思いを支援していくことができるのも看護師の専門的役割だと考えています。スタッフと共に患者さんに寄り添い、あたたかく、質の高い看護を提供できるような職場作りを行っていきたいと考えています。