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先輩メッセージ
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先輩メッセージ
スペシャリスト
急性重症看護専門看護師2009年度入職集中治療室

資格取得を目指した理由

救命救急センターや集中治療室での経験を積む中で、目の前にいる危機的な状況にある患者さんやご家族を ケアするだけでなく、もっと多くの患者さんやご家族を包括的にケアできるような取り組みができないか考えるようになりました。そのような時、急性重症患者看護専門看護師の存在を知り、取得を目指しました。

資格取得のための研修・勉強について

大学院では国内外の研究論文を読むことが必須となります。大学院での研究室では、毎月、海外の看護論文を読む抄読会が行われ、参加していましたが、入学当初は論文を読むこと自体が不慣れであったことに加え、英文献を読み、理解し、クリティークすることがとても大変でした。入学前から研究論文等の文献を読むことは、後に役立つと思います。

現在の仕事内容

集中治療室で勤務し、日々重症患者さんとご家族へ最善の医療・看護が提供できるように直接・間接的に介入し ケアを行っています。また、RST(呼吸サポートチーム)の一員として、院内全体の人工呼吸器を装着した患者さんの呼吸ケアの安全と質を高めるための介入等、呼吸ケアに関するサポートを行ってます。

看護師としての自身の課題と、どうやってそれを乗り越えていきたいか

多くの危機的状況下にある患者さんやご家族を支えるためのケアや支援するシステムの構築をすることが、急性重症患者看護専門看護師としての大きな課題です。そのために、院内外でのネットワークを大切にして、更なる活用をしていただくことを目指し、結果に結び付けられるように努めていきたいと思います。

看護師としての今後の目標

先人の方々のおかげで、看護師の地位や権利、看護学の向上が成されてきました。一看護師に過ぎませんが、先輩方が築いてくださったものを壊さず、更なる発展へとつなげていくことができるように努めていくことが目標です。まずは目の前の患者さんやご家族に寄り添い、自身の役割が果たせるように、日々看護に励んでいきたいです。