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診療実績

概要(2020年度)

2020年度の新入院患者総数は355名(前年度321名)でした。入院患者に占める救急搬送症例の割合は76%で、入院中死亡例は19例(5.4%)でした。また、剖検例2例でした。

入院症例の疾患別解析では、脳梗塞・TIA 219例(61.7%)、痙攣・てんかん72例、眩暈症例(脳血管障害以外)4例、髄膜炎・脳炎12例、多発性硬化症・NMO、重症筋無力症などの神経免疫疾患 12例、パーキンソニズム11例、末梢神経障害9例、筋疾患1例、その他 15例でした。

脳梗塞入院症例のうち、血栓溶解療法は10例で施行し,単独施行は6例、脳神経外科にて実施された脳梗塞急性期血管内治療と併用例は4例でした。

脳梗塞入院症例の病型分類は、ラクナ梗塞 32例(15%)、アテローム血栓性脳梗塞77例(36%)、心原性脳塞栓症54例(25%)、アテローム血栓性脳塞栓症24例(11%)、TIA 14例(6%)、椎骨動脈解離4例、Trousseau症候群3例、虚血発症もやもや病 1例でした(下図)。

脳梗塞入院

図1

脳梗塞入院症例の転帰は、自宅退院89例(41%)、リハビリ転院81例(38%)、療養型病院転院26例(12%)、その他の転院6例、入院中死亡13例(6%)でした(下図)。

脳梗塞転帰

図2

外来診療では、原則として継続診療を行わず、初期評価を終え治療方針の定まった症例は、積極的に紹介元や近隣の医療機関への返患・逆紹介を心掛けています。

救急診療については、日勤帯は救急当番を置き対応、夜間・休日の神経系当直を脳神経外科と2科で担当し、SCU当直も分担しています。東京都脳卒中急性期医療機関に認定されており、救急科・脳神経外科と連携して対応しています。

神経内科が実施もしくは診断・報告書作成を分担している臨床検査には、頸動脈超音波検査、脳波検査、筋電図・神経伝導検査があります。

剖検症例のBrain Cuttingにおいても病理部門による検索に参加・所見記録を担っています。

院内カンファランスとしては、脳神経外科と合同のStroke Conference(毎週)、リハビリカンファ(毎週)、Neuro-Radiological Conference(月1回)を行っています。