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呼吸器内視鏡診療(1) 気管支内視鏡について
【呼吸器内視鏡診療】
気管支内視鏡について
- 内視鏡機器:当センターでは最新の内視鏡機器を導入しております。
- 病変の部位、サイズ、診断の目的など、それぞれの検査でこれらのスコープを使い分けて診断率向上に努めております。
- 具体的には、肺癌の診断・遺伝子変異検索、リンパ腫、転移性肺腫瘍の他癌腫の診断、びまん性肺疾患の診断、感染症の起炎菌同定(肺結核、非結核性抗酸菌症、真菌症、PCP(HIV or non-HIV含む)など)、難治性気胸に対するEWS、気管支腫瘤切除(高周波やレーザー治療)、気道ステント留置、喀血のトータル治療(気管支動脈塞栓術・気道内止血剤散布・血餅除去)、異物除去など様々な疾患に対する診断治療を行っております。
当院のスコープについて
当院ではオリンパス社製の、BF-1TH1200・BF-H1200・BF-1TQ290・BF-P290・BF-UC290Fを導入しており、症例によって使別けております。様々な処置具を用いて検査・治療をおこなっております。
症例
気管支内視鏡による検体採取の紹介
EBUS-GS TBLB
気管支内視鏡で直接観察できない病変に、特殊な器材を使用して生検(組織を採取)を行う方法です。
ガイドシースを使用し的確に誘導、超音波により病変を認識し生検を行います。
EBUS-TBNA
気管支内視鏡で直接観察できない病変に、超音波を用いて針生検を行う方法です。
TBLC 経気管支クライオ肺生検
気管支内視鏡で直接観察できない病変に、特殊な器材を用いて組織を採取する方法です。
クライオプローブは先端を冷却できる器材で、組織を冷却することにより、大きな検体を採取することができます。