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内視鏡的粘膜切除術(EMR)

【消化管内視鏡診療】

専用の金属ワイヤーを用いて、病変を内視鏡で切り取る手術です。

  • ポリペクトミーの適応にならない大腸ポリープや早期大腸癌で行います。
  • 食道癌や胃癌も、一括切除できるとても小さな癌(数mmの癌)であれば対象になります。
  • 手術時間が短く、傷が小さく済むのが、最大のメリットです。

早期食道癌に対するEMR(専用のキャップを用いたEMR)
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微小な早期胃癌に対するEMR(いわゆる“ラズベリー型胃癌”に対するEMR)
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ラズベリー型胃癌(腺窩上皮型胃癌)とは
近年報告された新しいタイプの胃癌です。ピロリ菌未感染の胃粘膜に発生し、大きさはほとんどが5mm以下で赤いポリープで、一見するとラズベリーのような見た目であることから、ニックネームで呼ばれています。

一枚の画面に収まりきれない大きな大腸ポリープに対するEMR
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他施設での生検後に引き連れてしまった大腸ポリープに対するEMR
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