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糖尿病内分泌代謝科「先進1型糖尿病外来」のご案内

2015年7月から糖尿病内分泌代謝科 中條大輔医長による先進1型糖尿病外来を開始しています。

1型糖尿病とは、生活習慣病と一線を画す難治性の糖尿病で、国内での患者数は糖尿病全体の5%未満と言われています。発症原因は、主に「自己免疫」によって膵臓内のインスリン産生細胞が破壊されることとされていますが、未だ不明な点が多いのが現状です。体内のインスリンが欠乏することにより高血糖を来すため、インスリン自己注射による治療を行いますが、それでも病勢のコントロールが難しいことが多々あります。初期診断と治療が極めて重要であると同時に、病気の原因に対する新しい治療法の開発も望まれています。

この外来では、新しいインスリン治療や免疫修飾療法、細胞移植治療といった先進的な医療を提供するための診療を主に行います。初めて1型糖尿病と診断された方(もしくはその疑いがある方)から治療に苦慮されている方まで、気軽にご相談ください。

提供できる主な診療内容
パーソナルCGM搭載インスリンポンプ療法 皮下血糖センサー(CGM)を併用することで、リアルタイムに血糖値を見ながらインスリン投与量を調節できる、インスリン持続皮下注入療法です。
発症早期1型糖尿病に対する免疫修飾療法 「自己免疫」による膵臓のインスリン産生細胞の破壊を阻止し、血糖値が不安定になることを防ぐ目的で行う、全く新しい治療法です。実際には、免疫反応を抑える薬剤を投与します。1型糖尿病を発症して間もない(1年以内)方で、自身の膵臓からのインスリン分泌が残っている方が対象となります。臨床試験として実施しています。
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不安定1型糖尿病に対する膵島移植 臓器提供者(ドナー)の膵臓からインスリンを作る細胞の塊(膵島)のみを単離し、点滴で肝臓内に移植する外科手術が不要な革新的治療法です。あらゆるインスリン治療を用いても血糖値が不安定で、重度の低血糖発作を起こすような患者さんが対象になります。臨床試験として実施しています。
ベッドサイド型人工膵臓による病態評価 血糖値に応じた精密なインスリン注入が可能な人工膵臓を用いて、血糖値を正常に保つために必要なインスリン投与パターンやインスリンの効き方を精密に測定することで、治療法を決定します。
その他 膵内分泌機能(インスリンやグルカゴンの分泌能)や膵臓に対する自己免疫を詳細に評価することで、新しい治療法の開発を目指して行きます。

※診察日は、月曜日の午前です。これ以外の診察日でも随時対応いたします。また、他の医院や病院からのご紹介も随時受け付けています。診察予約の詳細は、予約センターまでお問い合わせください。

※また、治療でお悩みの方や興味のある方は、お気軽に下記までご連絡ください。

(糖尿病内分泌代謝科医長 中條 大輔:dchujo@hosp.ncgm.go.jp