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がん患者の就労支援
平成30年1月のリトリートカンファレンスのテーマは、「がん患者の就労支援」です。
日本のがん罹患患者のうち、20-69歳までが46%を占め、就労継続や職場復帰はがん患者にとって、また、社会にとって大きな問題となっています。がんと就労には様々な立場の人がかかわり、国の政策とともに企業や地域における実践も大きく変わりつつあります。医療者や医療機関においても患者のみならず他の関係者との適切な取り組みが求められています。
医療者が、がん患者に対して治療に加え、就労に関する的確なアドバイスを行うためには、患者の就労問題に対しての理解、具体的な対策方法などの知識が必要です。また、社会保険労務士やソーシャルワーカーなど医療者以外の多職種との協働が必要です。
今回のリトリートカンファレンスでは、聖路加国際病院でのがん患者への就労支援の取り組みとともに、患者のニーズと医療者が介入できることについてお話を伺い、がん患者の就労支援について検討してみたいと思います。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
日時
平成30年1月17日(水) 18:30-20:00
場所
国立国際医療研究センター 研修センター5階 大会議室
テーマ
がん患者の就労支援
司会
乳腺内分泌外科 中山可南子
プログラム
- はじめに
乳腺内分泌外科 中山可南子 - がん患者の就労支援~聖路加国際病院でのがん患者への就労支援の取り組み~
聖路加国際病院 相談支援センター 医療連携室 癌相談支援室 看護師 橋本久美子 - がん患者の就労支援~患者のニーズと医療者が介入できること~
近藤社会保険労務士事務所長
NPO法人がんと暮らしを考える会副理事長
一般社団法人CSRプロジェクト副代表理事
社会保険労務士 近藤明美 - 質疑応答
このページに関する問い合わせ先
〒162-8655東京都新宿区戸山1-21-1
国立研究開発法人国立国際医療研究センター
リトリートカンファレンス企画委員会事務局
大曲 貴夫(副院長・国際感染症センター長)
梶尾 裕(糖尿病内分泌代謝科診療科長)